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ファクタリングの審査が甘い業者!誰でも通る?2024年4月

ファクタリングの審査が甘い業者!誰でも通る?

ファクタリングの審査に落ちてしまった場合や、ファクタリング審査をクリアする自信がない場合は、なるべく「審査が甘い」ファクタリングがおすすめです。

審査が甘いサービスを使えば、ほかのファクタリング会社に断られるような請求書でも、ファクタリングできる可能性が高まります。

この記事では、審査が甘いファクタリングサービスを紹介しますので、ファクタリングを利用する際の参考にして下さい。また、審査が甘いファクタリングの特徴や、ファクタリング審査通過率を上げる方法についても解説しています。

審査甘いがファクタリング業者
  • 個人事業主・フリーランスなら審査通過率が高いQuQuMo
  • 法人なら審査通過率9割以上相見積もりサービスを使う

専門家監修の元、信憑性の高いコンテンツを公開しておりますのでお役立てください。

この記事の内容

審査甘いファクタリング7選!審査通過率で比較

審査が甘いファクタリング業者

ファクタリングの審査に落ちると困っている人におすすめなのは、次の8つのファクタリング会社です。

これらのファクタリング会社なら、ほかで断られるような請求書を持ち込んでもファクタリングしてもらえる可能性が十分にあります。

では、審査に自信がない人におすすめのファクタリングサービスについて、詳しく見ていきましょう。

アクティブサポートは対面契約で柔軟な審査をしてもらえる

アクティブサポート

アクティブサポートは、株式会社アクティブサポートが提供しているファクタリングサービスです。株式会社アクティブサポートは、これ以外にQuQuMoというファクタリングサービスも提供しています。

2つのファクタリングサービスの主な違いは、アクティブサポートが対面契約が主体であるのに対して、QuQuMoはオンラインファクタリングに特化しているというもの。単純な便利さではQuQuMo方が上ですが、審査通過率という点に関してならアクティブサポートの方が期待できます。

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なぜなら、オンライン契約の場合は提出情報から画一的な審査しかしてもらえませんが、対面契約なら申込者の細かい事情も含めて柔軟な審査をしてもらえるからです。

一応、アクティブサポートは対面契約ではなく郵送での契約も可能ですが、審査のことを考えるなら、なるべく対面契約にしておいた方がよいでしょう。

対面契約と言っても、必ずしもアクティブサポートの店舗に行く必要はありません。

アクティブサポートの担当者に出張してもらうことができるため、よけいな手間をかけずに契約可能です。出張費用や事務手数料は「無料」ですので、遠慮なく出張契約を利用しましょう。

アクティブサポートも審査通過率90%以上という数値を誇っているため、かなり審査が甘いファクタリングだと言えます。

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アクティブサポートを使えばキャッシュフロー改善が期待できる

アクティブサポートは、対面契約が基本のファクタリングサービスです。

オンライン契約ができるファクタリングサービスと比べると不便に感じるかもしれませんが、キャッシュフローに詳しい担当者と話ができるという大きなメリットもあります。

アクティブサポート自体が、コンサルティング業務やマッチング業務などもしているため、経営やキャッシュフロー改善についてのアドバイスが役立つでしょう。

対面契約が必要と言っても、最短即日での入金が可能のため、すぐに資金が欲しい場合でも問題なく利用できます。

ただし、郵送契約を選んだ場合は、即日入金はできません。資金調達速度の面から考えても、郵送契約より対面契約をおすすめします。

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ビートレーディングは取引実績が豊富で使いやすい

ビートレーディング

株式会社ビートレーディングは、2012年に設立された会社です。取引実績が非常に豊富で、累計買取金額は1,300億円以上、月間契約数1,000件以上という実績を持っています。

取引実績が多いため、幅広い層に対応した間口の広いファクタリング審査をおこなっているのは間違いありません。

ビートレーディングの特徴としては、注文書ファクタリングに対応していることが挙げられます。

ファクタリング会社側から考えると、注文書ファクタリングは、請求書によるファクタリングより高リスクです。なぜなら、注文書は仕事が終わる前に出されるもののため、実際にその契約がうまく完遂される保証がありません。

さらに注文書ファクタリングは、請求書ファクタリングよりも、契約から支払までにかかる期日が長くなってしまいます。そのため、慎重な経営をしているファクタリング会社なら、注文書ファクタリングには対応しません。

つまり、注文書からもファクタリングしてくれるビートレーディングは、審査が甘いファクタリング会社だと考えられます。

また、ビートレーディングの必要書類は、2種類のみです。必要書類が少ないファクタリングなことからも、審査通過率が高いファクタリングサービスだと判断できます。

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アクセルファクターは審査通過率が高いファクタリング会社

アクセルファクター

アクセルファクター審査通過率は93%と非常に高いのが特徴です。

そのため、審査が甘いファクタリング会社の1つだと言ってよいでしょう。ただ審査通過率が高いだけでなく、2022年には、日本マーケティング機構による安心して利用できるファクタリング部門で1位を獲得しています。

「最短即日入金」としているファクタリング会社は数多くありますが、アクセルファクターは「原則即日入金」です。

どこよりもスピードを重視しているため、その分だけ審査の柔軟性も高くなっています。実際に、半数以上の契約でファクタリング即日入金という実績あり。

また、アクセルファクターは普通の請求書だけでなく、「将来債権」にも対応しています。家賃収入や委託費といった将来債権でもファクタリングできるため、顧客に応じた柔軟性の高い審査をしてもらえると考えて間違いありません。

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ラボルは個人事業主やフリーランス向けのファクタリング

ラボル

ラボルは、個人事業主やフリーランスに特化したファクタリングサービスです。

最小買取可能金額も1万円と、非常に低く設定。ファクタリング会社が、数万円という低リスクのファクタリングに、何日もかかるような厳重な審査をすることはありえません。

そのため、ラボルも審査が甘いファクタリング会社の1つだと言えます。

ラボルのファクタリングは、新規取引先との請求書でも利用可能です。

まったく取引実績がない企業との請求書でも審査に通るため、かなり使いやすいファクタリングサービスだと言えます。またラボルなら、開業間もない状態でもファクタリング可能です。

ラボル利用の注意点としては、2社間ファクタリングしか使えないことが挙げられます。3社間ファクタリングをしたい場合は、ほかのサービスを選ぶしかありえません。

また、買取手数料も10%固定となっています。これはファクタリングの手数料としては、高すぎる数値ではありません。

しかし、信用できる売掛先の請求書を使ったり、高額な請求書を使ったりすると買取手数料を1%程度まで下げてくれるファクタリングサービスも存在します。

そのため、純粋に費用負担だけで考えると、ラボルよりよいサービスは少なくありません。

ただし、買取手数料が高めだということは、企業側が審査で高リスクを取れるということです。そのため、ほかで審査落ちしてしまった請求書をラボルに持ち込むのは、有効な作戦だと言えます。

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ペイトナーファクタリングは手軽さに特化したファクタリング

ペイトナーファクタリング

ペイトナー株式会社は、手軽さに特化したファクタリング会社です。

普通のファクタリング会社では、請求書以外に通帳のコピーが必須ですが、ペイトナーファクタリングでは、通帳のコピーは必須ではありません。ただし、請求書の内容によっては、銀行口座の入出金履歴の提出が必要になるケースもあります。

またペイトナーファクタリングは、入金までの時間も非常に短く、最短10分での着金が可能です。提出書類が少なく、契約スピードを重視しているため、ペイトナーファクタリングは審査が甘いファクタリングだと言えます。

ただし、ペイトナーファクタリングの買取手数料は10%固定。審査に不安がないなら、ほかのファクタリングサービスを使ったほうがファクタリング費用を抑えられる可能性があります。

そのため、ペイトナーファクタリングに最初に申し込むのではなく、ほかのファクタリング審査で落ちてしまった場合に利用するのが効率的でしょう。

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MSFJは基本即日入金のファクタリング会社

MSFJ

MSFJは、設立が2017年という若い企業です。しかしその分だけ新規顧客開拓に積極的で、間口の広い審査が期待。

MSFJでは、「法人専門ファクタリング」「個人事業主専門ファクタリング」「フリーランス専門ファクタリング」と、事業形態に合わせたファクタリングを選択可能です。

自分の状態に合ったファクタリングプランで審査してもらえるのは、大きなメリットだと言えます。

また、MSFJも入金速度を重視したファクタリングです。基本即日での入金を掲げているため、細かい審査よりも手続きの早さに重点を置いているのは間違いありません。

MSFJは買取可能金額の下限も10万円のため、多くの人が使いやすいファクタリングサービスです。

それでいて、買取手数料は1.8%以上という高額買取を実現しています。審査難易度に付け加えて、そのほかの条件も優秀なため、MSFJは申し込む価値があるファクタリング会社です。

メンターキャピタルは東京都内での取引に強いファクタリング会社

メンターキャピタル

株式会社メンターキャピタルは、東京都の新宿区に本社があるファクタリング会社です。

その立地から、特に東京のファクタリングを得意としていて、年間200件を超える取引実績があります。ただし東京都にいる顧客にしか対応しないというわけではなく、サービス自体は日本全国どこからでも利用可能です。

メンターキャピタルでは、「赤字決算」「債務超過」「税金滞納」といった、銀行に融資してもらうのが絶望的な状態でもファクタリングができます。

特に税金滞納でもファクタリングできるというのが大きく、かなり審査が甘いファクタリング会社だと言えるでしょう。

なぜなら、税金には国税優先の原則があるからです。誰かが複数の債務を持っていて、なおかつその中に税金があった場合、税金が優先的に徴収されます。

そのため、貸金業者などは税金滞納している人を、まず相手にしません。

また、メンターキャピタルでは「創業1年未満」の企業や個人事業主でも、ファクタリング利用可能。

創業1年未満という、取引実績が少なく信用が低い状態でも利用できるため、ファクタリング審査に不安を覚えている人に適したファクタリングサービスだと言えます。

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審査が甘いファクタリング会社の特徴

審査が甘いファクタリング会社を探したい場合は、次のような条件を満たしているかどうか確認することが重要です。

  1. 業種や事業形態ごとに複数のファクタリングプランを用意している会社
  2. 買取可能な請求書の最低金額が低い会社
  3. ファクタリング手数料が高い会社
  4. ファクタリング契約に必要な書類が少ない会社

では、審査が甘いファクタリング会社の特徴について、詳しく見ていきましょう。

業種別・事業者別など複数のファクタリングを用意している

業種別・事業者別

ファクタリングのプランを細かく分けているファクタリング会社は、審査の窓口が広い傾向があります。

たとえば、「建築業者向けファクタリング」「広告代理店向けファクタリング」「医療業者向けファクタリング」といったように、どの業者のためのファクタリングか明示している場合です。

ファクタリング会社が、プランに対応する業界の事情に詳しいため、ほかでは審査落ちするような請求書でも、さまざまな条件を考えて契約してもらえることがあります。

今のところ、ファクタリングプランがある業界は、建築、広告、IT、医療、介護など限られた分野だけです。

そのため、プランがある業界に勤めていなければ利用できません。しかし、条件を満たせているなら、ファクタリング会社を選ぶ目安にしてもよいでしょう。

個人事業主・フリーランスに対応してると審査甘い可能性あり

ファクタリングサービスは、それぞれ契約可能な事業形態が決まっています。「法人用」「個人事業主用」「フリーランス用」の3種類があり、利用条件を満たしていないとファクタリングできません。

原則として、法人用ファクタリングサービスの審査が1番厳しく、審査が甘めなのが個人事業主のファクタリング、それよりさらに審査をクリアしやすいのがフリーランスのファクタリングとなっています。

3種の利用条件は、必ずしも1つしか用意されていないわけではありません。ファクタリングサービスの中には、法人でも個人事業主でも利用できるものや、3種類すべての顧客に対応しているものもあります。

審査通過率を上げたいなら、フリーランスに対応しているファクタリングサービスを選ぶと効果的です。

ただし、フリーランスが利用できるファクタリングサービスは、あまり数がありません。サービス内容の選択幅が狭まるため、無理にフリーランス可にこだわらず、個人事業主可で妥協するのも1つの考えです。

買取可能額の下限の設定が低い!少額から利用可能

ファクタリングサービスごとに、買取可能な請求書の「上限額」と「下限額」が決まっています。

審査難易度を見る場合は、下限額の方が重要です。下限額が大きいサービスは、慎重な審査がなされるため、簡単にファクタリング契約はしてもらえません。

最低買取可能額が100万円を超えるようなサービスは、それなりに細かく審査がおこなわれるのが普通です。審査が甘いファクタリング会社を選びたいなら、下限額が30万円以下のところを選ぶのがよいでしょう。

フリーランスにも対応しているファクタリングサービスの中には、下限額が1万円のものもあります。そういったサービスは審査が甘いため、とにかくファクタリングをしたいという場合には有効です。

上限額の方は、それほど審査に影響しません。ただし上限額が無制限だったり、1億円だったりするファクタリングサービスは、大手事業者をおもな顧客に設定しているため、審査が厳しい場合があります。

買取手数料が高く設定されているファクタリング会社

ファクタリングの手数料は、1~30%くらいまでかなりの幅があります。原則としては、買取手数料の数値が大きいほど、審査が甘いファクタリング会社です。なぜならば、買取手数料が高いほど審査で大きなリスクを取れるためです。

たとえば、買取手数料を1%に設定しているファクタリング会社が、倒産リスクの高い請求書でファクタリングするのは、業者側のリスク・リターンが釣り合いません。

しかし買取手数料を20%に設定しているなら、いくつか倒産する売掛先が出てきても十分に利益を出せます。

もちろん、買取手数料が高いほど利用時の負担が増えるため、単純に手数料が高いところを選べば良いとは言えません。しかし、ほかのファクタリング会社に拒否されてしまった請求書を持っている場合は別です。思い切って買取手数料が高いサービスに審査申込みした方が、ファクタリングできる可能性が高まります。

必要書類が少ないファクタリング!最低2点は必要

書類

ファクタリング契約で使われる「必要書類」がどのようなものかは、各サービスごとに異なります。

基本的には、要求される書類の種類が少ないほうが、審査が甘いファクタリング会社です。逆に提出書類が多いファクタリング会社は、細かいところまでチェックした上でファクタリングしようとしているため、審査が厳しくなります。

どのファクタリング会社でも求められるのは、請求書と通帳のコピーのみ。そのため、この2つの書類だけでファクタリングできる会社は、審査通過率が高くなります。

必要書類が4つ程度なら、普通のファクタリングサービス。請求書のみファクタリングは存在しません。必要書類が8つを超えるようなサービスは、かなり審査が厳しいため避けたほうがよいでしょう。

ファクタリングの審査を通過するコツ!断られる事業者必見

ファクタリング契約を断られてしまった方や、ファクタリング審査が不安な方は、次のようなポイントに注意してファクタリング申込みをしてみてください。

  1. 支払いサイトが短い請求書を使う
  2. 3社間ファクタリングを試してみる
  3. 小規模なファクタリング会社を使ってみる

では、ファクタリング審査の成功率を高める方法について、詳しく見ていきましょう。

支払いサイトが短い売掛債権でファクタリングする

支払いサイトのをグラフで解説

ファクタリングでは、支払いサイトが短い売掛債権の方が有利です。支払いサイトとは、取引の締め日から支払日までの期間を意味しています。日本での取引でよく使われているのは、支払いサイト30日程度の契約です。

売り手側(売掛先)にとっては、支払いサイトが長いほど利益が大きくなります。支払いが後になればなるほど、資金を別の用途に使えるからです。つまり、支払いサイトを短く設定している企業は、資金繰りに余裕があると考えられます。

そのため、支払いサイトが短い売掛債権は信用性が高くなって、審査通過率がアップするのです。

これが支払いサイト180日の売掛債権だったりすると、売掛先の経営状態の苦しさがうかがわれるため、ファクタリング会社はファクタリング契約をしたがりません。

慣習として支払いサイトが長い業界もある

売掛債権の支払いサイトは業界によって異なります。

建設業など、業界の慣習として支払いサイトが長い場合もあるため、支払いサイトが長いとそれだけで審査落ちするとは限りません。その業界の平均的な支払いサイトと比べて、長いか短いかが重要です。

また、同じ支払いサイトでも、支払い期日までの日数が短いほうがファクタリング審査で高い評価を受けられます。たとえば支払いサイトが同じ60日だとしても、実際の支払期日が3週間後に来る請求書と、1月半後に来る請求書では、3週間後の請求書を使ったほうが審査クリア率が高くなるのは間違いありません。

3社間ファクタリングは2社間よりも審査通過しやすい

3社間ファクタリングの図解

ファクタリングには、自社(自分)とファクタリング会社だけでおこなう2社間ファクタリングと、自社とファクタリング会社に加えて、売掛先が入る3社間ファクタリングがあります。

ファクタリングの審査通過率が高いのは3社間ファクタリングの方です。

3社間ファクタリングの場合、売掛先にファクタリングの説明をして、同意を得なくてはいけません。そのため、ファクタリング会社からの信用が高まって、審査が甘くなるのです。

なお、3社間ファクタリングにすると、支払いを自分でしなくてよくなるというメリットもあります。

2社間ファクタリングでは、売掛先から支払いがあった後にファクタリング会社に振込をしなければいけません。しかし3社間ファクタリングなら、ファクタリング会社が売掛先から直接取り立てをしてくれます。

ただし、3社間ファクタリングは売掛先を巻き込む契約のため、売掛先を説得する手間が必要です。売掛先に資金で困っていると思われる可能性もあるため、使っても問題ないか、事前によく検討しなければいけません。

3社間ファクタリングは手数料も比較的安く収まる

じつは3社間ファクタリングには、さらなるメリットもあります。原則として2社間ファクタリングと3社間ファクタリングでは、3社間ファクタリングの方が「買取手数料」が安くなるのです。

3社間ファクタリングにすると、ファクタリング会社が負うリスクが小さくなるため、買取手数料を安くしてもリスク・リターンが見合います。

ただし、すべてのファクタリングサービスで、3社間ファクタリングの方が買取手数料が安いわけではありません。2社間ファクタリングでも3社間ファクタリングでも買取手数料が変わらないサービスもありますので、事前チェックが必要です。

また、2社間ファクタリングか3社間ファクタリング、どちらか1つしか取り扱っていないファクタリング会社も存在します。

大手傘下以外の独立系ファクタリング会社を利用する

ファクタリング会社が、有名な企業グループに関係した社名をつけていることはめったにありません。

しかし実は大手企業の資本の元に活動している、というファクタリング会社は数多く存在します。こういった大手企業傘下のファクタリング会社は、安定性を求めるために審査が厳しいのが普通です。

そのため、審査が甘いファクタリングサービスを探しているのなら、大手企業と関係のない「独立系ファクタリング会社」を選ぶのをおすすめします。

独立系ファクタリング会社は、資金の関係から十分な宣伝もできないため、審査基準を下げてでも顧客獲得を目指すことが珍しくありません。また、独立系ファクタリング会社は、顧客数が少ないために、少ない金額の請求書でも積極的にファクタリングしてくれることがあります。

審査が甘いファクタリングに関するよくある質問と回答

審査なしのファクタリングはありますか?

ファクタリング後に売掛先が倒産した場合、その損はファクタリング会社が背負います。そのため、審査なしのファクタリングはありえません。

もしも審査なしでファクタリングできると言っているのなら、その業者は違法な取引をしている可能性が高くなります。そのため、万が一審査なしのファクタリングを見つけても、絶対に利用すべきではありません。

ファクタリングの審査で通帳のコピーは必須?

原則として、通帳のコピーを提出しなくても契約できるファクタリングサービスはありません。なぜなら、ファクタリング契約において通帳のコピーは重要な役目を果たしているからです。

通帳のコピーで振込み実績があれば、売掛先と売掛債権が存在することが実証できます。さらに一定期間ごとに振込みがあれば、売掛先が支払い遅延をしない信用できる企業であることも確認可能です。

そのため、通帳のコピーなしで契約できるファクタリング会社は、審査なしのファクタリング会社と同様に、あやしい企業である可能性が否定できません。

ただし、一部のフリーランス向けファクタリングサービスなどでは、請求書のみでファクタリングできると謳っています。一応、利用する際は口コミなども調べて、慎重に対応したほうがよいでしょう。

ファクタリングで断られる要因が知りたい

ファクタリングを断られる要因としては、さまざまなものがあります。おもな理由としては、次のようなものです。

  1. 売掛先の返済能力が疑われている
  2. 自社(自分)の信用が低い
  3. 請求書の実在が疑われている
  4. 売掛債権が不良債権になっている
  5. 請求書の支払日が遠すぎる
  6. 売掛先が法人ではなく個人の請求書
  7. 提出書類に不備がある
  8. 買取金額が不適
  9. ファクタリング対象として不適

わかりにくそうな項目だけ、詳しく説明していきます。「3.請求書の実在が疑われている」は、詐欺を疑われている場合です。実は架空の企業や請求書をでっち上げてファクタリングしようとする人は少なくありません。そのため、売掛債権の実在が疑われると審査落ちします。

「6.売掛先が法人ではなく個人の請求書」。基本的にファクタリングで取り扱われるのは、法人の請求書のみです。依頼人は個人でもかまわないのですが、売掛先が個人だとファクタリングできません。ただしごく一部のファクタリング会社は、個人請求書でもOKとしています。

「8.買取金額が不適」は、依頼した金額が安すぎたり高すぎたりする場合です。ファクタリング会社が設定している買取可能金額から外れていた場合に審査落ちするのは普通ですが、買取可能金額内でも審査落ちすることもあります。たとえば、売掛先の信用が低いのに請求書の金額が高すぎる場合などは、審査落ちの可能性大。

一般的に、ファクタリング審査に落ちても理由は教えてもらえません。そのため審査落ちしてしまった場合は、上記の項目を参考にするなどして、どうして審査落ちしたのか確認する作業が必要です。

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運営者

税理士業界20年、野村税理士事務所代表でfreee認定アドバイザー。日本税理士会連合会、九州北部税理士会所属。認定経営革新等支援機関の認定事業者として補助金の申請支援を行う。

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