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【税理士解説】個人事業主の会計ソフトおすすめ11選!料金やサービス、無料ソフトを徹底比較

【税理士解説】個人事業主の会計ソフトおすすめ11選!料金やサービス、無料ソフトを徹底比較

「確定申告のために会計ソフトを入れたいけれど、どれが自分に合っているの?」「無料のソフトと有料のソフトは、結局何が違うの?」

個人事業主にとって、日々の帳簿付けと確定申告は避けて通れない仕事です。インボイス制度や電子帳簿保存法への対応も求められるいま、手書きやエクセルだけで管理するのは手間もミスのリスクも大きくなっています。さらに、令和8年度税制改正で2027年分(令和9年分)から青色申告特別控除の要件が見直され、e-Taxでの申告と帳簿の電子保存をしている人ほど控除額が大きくなる仕組みになります。

結論からお伝えすると、青色申告をする個人事業主なら、銀行口座やカードと連携できるクラウド型の有料ソフトがもっとも効率的です。白色申告や取引が少ない人は、無料のソフトでも十分に対応できます。料金よりも「毎日続けられる操作性」と「自分の口座と連携できるか」で選ぶことが、失敗しないいちばんのコツです。

この記事では、freee認定アドバイザーの税理士が、個人事業主におすすめの会計ソフト11選(有料5つ・無料6つ)を、2026年9月時点の公式サイトの料金とともに比較します。選び方や運用の注意点、ソフト代の勘定科目までまとめて解説します。

この記事でわかること

  • freee・マネーフォワード・弥生など有料ソフト5つの料金とプラン(2026年9月時点)
  • 期間制限なしで使える無料ソフト6つの特徴と、無料ソフトの注意点
  • 2027年分から最大75万円になる青色申告特別控除と会計ソフトの関係
  • 失敗しない選び方6つ、運用の注意点、ソフト代の勘定科目と仕訳例

1. freee会計

月額980円から利用でき、初心者でも家計簿感覚で直感的に操作できるクラウド型会計ソフト

2. マネーフォワード クラウド確定申告

月額900円から導入できるクラウド型ソフト。多くの外部サービスと連携できる高い拡張性を備えている

3. やよいの青色申告 オンライン

やよいの青色申告 オンライン

初年度0円でリスクなく試せるクラウド型ソフト。電話・チャットのサポートがあるプランも選べる

※料金は2026年9月に各社公式サイトで確認した金額です。税込・税抜の表示やキャンペーンの内容は変わることがあるため、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。

目次

個人事業主におすすめの有料会計ソフト5選|料金とサービスを比較

ソフト料金の目安(2026年9月)申告形態向いている人
freee会計月980円〜(年払い時の月額)青色・白色クラウド簿記の知識がなく、家計簿感覚で入力したい人
マネーフォワード クラウド確定申告年10,800円〜(税抜・月900円相当)青色・白色クラウド連携先の多さや他サービスとの併用を重視する人
やよいの青色申告 オンラインセルフ・ベーシックは初年度無料(2年目以降 年11,800円〜・税抜)青色クラウド電話・チャットのサポートを受けたい人
ジョブカン青色申告公式サイトで確認青色・白色クラウドジョブカンシリーズを使っている人
かんたんクラウド会計(MJS)非公表(問い合わせ)公式サイトで確認クラウドMJSを使う会計事務所と契約している人

まずは、個人事業主が使いやすい有料の会計ソフト5つを紹介します。いずれも銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、青色申告決算書や確定申告書の作成まで進められるのが基本です。料金はプランによって大きく変わるため、自分に必要な機能とサポートの範囲を見ながら比べましょう。

1.freee会計|簿記の知識がなくても家計簿感覚で使える

freee

出典:freee公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
申告方法青色申告・白色申告
利用形態/対応端末クラウド型/Windows・Mac・スマートフォン
料金(年払い時の月額)スターター 980円/スタンダード 1,980円/プレミアム 3,316円(年払いのみ)/入力おまかせ 4,150円(年払いのみ)
月払いスターター・スタンダードで選択可(金額は公式サイトで確認)
おすすめの人簿記の知識がない人/スマホで申告まで済ませたい人/口座・カード連携で入力を自動化したい人

料金出典:freee「料金プラン」。税込・税抜の別は公式サイトで確認してください。

✓ freee会計のポイント
  • 「収入」「支出」を選んで入力する形式で、借方・貸方を意識せずに帳簿ができる
  • 銀行口座・クレジットカードの明細を取り込み、勘定科目を推測して登録してくれる
  • スマホアプリでレシート撮影や確定申告書の作成・提出まで進められる
  • 記帳の代行を含む「入力おまかせ」プランも用意されている

freee会計は、専門用語をできるだけ使わない画面設計で、家計簿をつける感覚で入力できるのが特徴です。取引を登録すると、仕訳帳や総勘定元帳などの帳簿が自動でできあがるため、初めて青色申告をする人でも複式簿記の帳簿を作れます。

明細の自動取り込みと、よく使う取引を自動で登録する「自動登録ルール」を組み合わせると、毎月の入力はほとんど確認作業だけになります。確定申告の時期には、質問に答えていくだけで申告書ができ、e-Taxでの提出もソフトから行えます。

当事務所はfreee認定アドバイザーとして、freee会計の初期設定や自動登録ルールの作り方、顧問先との帳簿の共有をお手伝いしています。ソフトの操作と税務の相談を一か所で済ませたい人にも向いている組み合わせです。

2.マネーフォワード クラウド確定申告|連携先が多く拡張性が高い

マネーフォワード クラウド確定申告

出典:マネーフォワード クラウド確定申告 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
申告方法青色申告・白色申告
利用形態/対応端末クラウド型/Windows・Mac・スマートフォン
料金(税抜)パーソナルミニ:年10,800円(月900円相当)・月払い1,280円/パーソナル:年15,360円(月1,280円相当)・月払い1,680円/パーソナルプラス:年35,760円(年払いのみ)
無料期間1か月の無料トライアルあり(有料プランへの自動移行なし)
おすすめの人マネーフォワードの家計簿や請求書などと併用したい人/将来の法人化も考えている人

料金出典:マネーフォワード クラウド確定申告「料金プラン」

✓ マネーフォワード クラウド確定申告のポイント
  • 銀行・カード・電子マネーなど連携できるサービスが多い
  • 請求書作成や経費精算などのクラウドサービスと組み合わせて使える
  • 使うほど仕訳の候補を学習し、入力の手間が減っていく
  • 法人化したときも同じシリーズの法人向けサービスに移りやすい

マネーフォワード クラウド確定申告は、金融機関やキャッシュレス決済との連携の幅が広く、明細の自動取り込みで手入力をできるだけ減らしたい人に向いています。画面は一般的な会計ソフトの形に近く、簿記の基本を少し知っている人ならすぐに使いこなせるでしょう。

いちばん安いパーソナルミニプランでも確定申告書の作成とe-Tax提出ができ、副業やフリーランスで取引が少ない人にも使いやすい料金です。請求書の発行や経費精算もまとめて管理したいときは、上位のプランを検討しましょう。

3.やよいの青色申告 オンライン|初年度無料とサポートが魅力

やよいの青色申告 オンライン

出典:やよいの青色申告 オンライン 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
申告方法青色申告(白色申告は「やよいの白色申告 オンライン」)
利用形態/対応端末クラウド型/Windows・Mac・スマートフォン
料金(税抜)セルフ:初年度無料→年11,800円/ベーシック:初年度無料→年22,800円/トータル:初年度19,800円→年39,600円
キャンペーンの条件初年度の優待価格は、自動更新の決済方法(口座振替またはクレジットカード)の登録が必要
サポートベーシックは電話・メール・チャット・画面共有(電話は契約期間中10回まで)、トータルは仕訳・経理・確定申告の相談も可

料金出典:弥生「やよいの青色申告 オンライン」、弥生「価格一覧」

✓ やよいの青色申告 オンラインのポイント
  • セルフ・ベーシックプランは初年度無料で試せる(2026年9月時点のキャンペーン)
  • 日付と金額を入れる「かんたん取引入力」で複式簿記の帳簿ができる
  • ベーシック以上は電話やチャットで操作の質問ができる
  • 会計事務所で使われることが多く、税理士とデータを共有しやすい

やよいの青色申告 オンラインは、デスクトップ版の時代から続く弥生の会計ソフトのクラウド版です。画面の案内に沿って入力するだけで青色申告決算書ができ、初めての人でも迷いにくい作りになっています。

特徴は、サポートの選び方がはっきりしていることです。操作に自信がない人はベーシック、仕訳の考え方まで相談したい人はトータルと、必要なサポートでプランを選べます。キャンペーンで初年度の負担を抑えられるため、1年使って合うかどうかを確かめたい人に向いています。

4.ジョブカン青色申告|ジョブカンシリーズと合わせて使える

ジョブカン青色申告

出典:ジョブカン会計 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
申告方法青色申告・白色申告
利用形態クラウド型
料金公式サイトで確認(2026年9月時点で料金ページを確認できなかったため)
おすすめの人勤怠管理や経費精算などジョブカンシリーズを使っている人/複数の帳簿を並べて確認したい人
✓ ジョブカン青色申告のポイント
  • 勤怠管理・経費精算などジョブカンシリーズとデータを連携できる
  • 銀行やクレジットカードの明細を取り込み、仕訳を効率化できる
  • 青色申告に必要な帳簿と決算書をひととおり作成できる

ジョブカン青色申告は、勤怠管理や経費精算で知られるジョブカンシリーズの個人事業主向け会計ソフトです。必要な機能に絞ったシンプルな設計で、青色申告に必要な帳簿や決算書をひととおり作れます。

すでにジョブカンの勤怠管理や経費精算を使っている事業者なら、データの連携で二重入力を減らせます。料金やプランの構成は変わることがあるため、公式サイトで最新の内容を確認してから申し込みましょう。

5.かんたんクラウド会計|会計事務所とデータを共有しやすい

かんたんクラウド会計

出典:MJS「かんたんクラウド」(画面は2026年3月時点)

項目内容
提供会社株式会社ミロク情報サービス(MJS)
利用形態クラウド型
料金非公表(導入する機能や事業規模によって変わるため問い合わせ)
サポートメール・チャットは無料、オンライン・電話は有償オプション
おすすめの人MJSのシステムを使う会計事務所と契約している人

出典:MJS「かんたんクラウド」

✓ かんたんクラウド会計のポイント
  • 「かんたん入力」で簿記の知識がなくても仕訳を入力できる
  • 銀行・カード明細の自動連携や、レシート画像の読み取りに対応
  • 会計事務所とリアルタイムでデータを共有でき、証憑もファイルBOXで共有できる

かんたんクラウド会計は、会計事務所向けのシステムで実績のあるMJSが提供するクラウド会計ソフトです。会計事務所と同じデータを見ながら仕事を進められるのが強みで、顧問税理士がMJSのシステムを使っている場合に選択肢になります。

料金は公開されておらず、導入する機能や事業の規模に応じて決まります。個人で申し込むより、契約している会計事務所を通じて導入するケースが多いソフトなので、まずは顧問税理士に相談するとよいでしょう。

有料ソフトはどのプランを選べばいい?

有料ソフトは、同じ製品でもプランによって料金が2〜4倍ほど違います。多くの場合、いちばん安いプランでも青色申告決算書の作成とe-Tax提出はできます。上位プランとの違いは、主に「電話・チャットのサポート」「消費税申告への対応」「請求書や経費精算などの追加機能」「仕訳や確定申告の相談」です。

目安として、取引が少なく操作に不安がない人は基本プラン、初めての確定申告で操作を質問したい人はサポート付きのプラン、課税事業者で消費税の申告もソフトで行いたい人は消費税申告に対応したプランを選びましょう。インボイス登録をして2割特例を使っている人も、申告書の作成に対応しているかを確認しておくと安心です。

税理士のひとこと:会計ソフトは高機能より毎日続けられるものを選ぶのがいちばんです

完全無料で使える会計ソフト6選|期間制限なし

ソフト料金確定申告形態向いている人
フリーウェイ経理Lite無料(有料の企業版あり)申告機能なし(財務諸表の出力は可)インストール(Windows)自分で申告書を作れる、帳簿だけ無料でつけたい人
やよいの白色申告 オンラインフリープランはずっと無料白色申告・e-Taxクラウド白色申告の人
JDL IBEX出納帳Major無料公式サイトで確認インストール(Windows)JDLを使う会計事務所と契約している人
ちまたの会計無料非対応(非営利組織向け)クラウド町内会・PTAなどの会計担当
円簿会計無料(有料プランあり)青色申告は「円簿青色申告」クラウドコストをかけずに複式簿記の帳簿をつけたい人
スマホ会計FinFin無料プランあり(有料 年払い月940円〜・税抜)確定申告書の提出に対応スマホアプリスマホだけで完結させたい人

次に、利用期間の制限なく無料で使える会計ソフトを6つ紹介します。有料ソフトの無料お試しとは違い、基本的な機能をずっと0円で使えるのが魅力です。ただし、確定申告書の作成に対応していないものや、非営利団体向けのものも含まれるため、自分の目的に合うかを必ず確認しましょう。

1.フリーウェイ経理Lite|帳簿付けを無料で続けられる

フリーウェイ経理Lite

出典:フリーウェイ経理 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
料金無料版は利用期間無制限。有料の企業版は月3,000円/年36,000円(税抜)
利用形態/対応OS無料版はパソコン内に保存(Windows 11・10、Mac非対応)
確定申告青色申告・白色申告の機能はなし。e-Taxに読み込める財務諸表のファイル出力は可能
主な制限登録できるデータ(事業者)は1つ、伝票形式の入力・固定資産台帳は非対応

出典:フリーウェイ経理 公式サイト

フリーウェイ経理Liteは、仕訳の入力から帳簿・財務諸表の作成までを無料で続けられる会計ソフトです。利用期間の制限がなく、期間が終わると自動で有料になることもありません。

注意したいのは、青色申告決算書や確定申告書を作る機能がないことです。帳簿と財務諸表はこのソフトで作り、申告書は国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で作るといった使い方になります。自動連携やスマホ入力も無料版では使えないため、取引が少なく、手入力でも苦にならない人向けです。

2.やよいの白色申告 オンライン|白色申告ならずっと無料

やよいの白色申告オンライン

出典:やよいの白色申告 オンライン 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
料金(税抜)フリープラン:ずっと無料/ベーシック:初年度無料→年11,500円/トータル:初年度10,500円→年21,000円
利用形態/対応端末クラウド型/Windows・Mac・スマートフォン
フリープランの機能すべての機能を利用可(確定申告書の作成、e-Tax、明細の取り込み、AIによる仕訳の自動化など)。サポートはWebFAQのみ
おすすめの人白色申告の人/将来は同じ弥生の青色申告ソフトに移りたい人

出典:弥生「やよいの白色申告 オンライン」

やよいの白色申告 オンラインは、白色申告をする個人事業主なら、フリープランで全機能をずっと無料で使えるソフトです。売上や経費を入力するだけで収支内訳書と確定申告書ができ、e-Taxでの提出までできます。

無料プランのサポートはWebのFAQのみなので、電話やチャットで質問したい人は有料のベーシックプランを選びましょう。事業が軌道に乗って青色申告に切り替えるときも、同じ弥生のソフトならデータを引き継ぎやすいのが利点です。

3.JDL IBEX出納帳Major|会計事務所向けメーカーの無償ソフト

JDL IBEX出納帳Major

出典:JDL IBEX出納帳Major 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
料金無償
利用形態ダウンロードしてパソコンにインストール(Windows)
作成できる帳票試算表・決算書などの財務諸表(青色申告決算書などの対応範囲は公式サイトで確認)
おすすめの人JDLのシステムを使う会計事務所と契約している人/簿記の基本がわかる人

出典:JDL IBEX出納帳Major 公式サイト

JDL IBEX出納帳Majorは、会計事務所向けシステムのメーカーであるJDLが、中小企業を応援する目的で無償提供している会計ソフトです。プロ向けの製品がベースなので、仕訳の入力効率が高く、入力ミスをチェックする仕組みも整っています。

その分、画面は実務向けで、借方・貸方などの簿記の基本がわかっている人向けです。顧問税理士がJDLのシステムを使っている場合は、データのやりとりがスムーズになります。

4.ちまたの会計|地域の団体の会計担当向け

ちまたの会計

出典:ちまたの会計 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
料金無料(登録費・利用料・年会費なし)
対象サークル、自治会、PTA、ボランティア団体などの非営利組織
利用形態/対応端末クラウド型/Windows・Mac・スマートフォン・タブレット
確定申告非対応(事業の確定申告には使えない)

出典:ちまたの会計 公式サイト

ちまたの会計は、町内会やPTA、サークルなど非営利組織の会計のために作られた無料のクラウド会計ソフトです。入出金を入力するだけで現金出納帳や収支報告の書類ができ、総会の資料作りに役立ちます。

事業の帳簿付けや確定申告のためのソフトではないため、個人事業主の本業の経理には、ほかのソフトを使いましょう。事業とは別に、地域の団体やサークルの会計を引き受けている人には便利な選択肢です。

5.円簿会計|無料で複式簿記の帳簿をつけられる

円簿会計

出典:クラウド円簿 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
料金無料で使える(有料プラン「円簿PRO」もあり)
利用形態クラウド型(パソコン・スマートフォン・タブレット)
青色申告個人事業主向けに「円簿青色申告」を提供
おすすめの人コストをかけずに複式簿記の帳簿をつけたい人

出典:クラウド円簿 公式サイト

円簿会計は、無料で使えるクラウド型の会計ソフトです。個人事業主向けには「円簿青色申告」があり、青色申告に必要な帳簿や決算書の作成まで無料の範囲で進められます。

無料で提供できる仕組みとして画面に広告が表示されるほか、機能を追加した有料プランも用意されています。無料の範囲でどこまでできるか、サポートの範囲はどうかを、公式サイトで確かめてから使い始めましょう。

6.スマホ会計FinFin|スマホだけで帳簿から申告まで

スマホ会計FinFin

出典:スマホ会計FinFin 公式サイト(画面は2026年3月時点)

項目内容
料金(税抜)無料プラン:0円(一部機能に制限あり)/かんたんプラン:年払い月940円・月払い月1,318円/まるなげ控除プラン:年払い月1,500円
利用形態スマートフォンアプリ(iOS・Android)
主な機能画像で仕訳登録、口座・カード・電子マネー連携、源泉徴収票の取り込み、マイナポータル連携、確定申告書の提出
おすすめの人パソコンを使わず、スマホだけで完結させたい人

出典:スマホ会計FinFin「料金プラン・機能」

スマホ会計FinFinは、スマートフォンでの操作に特化した会計アプリです。レシートを撮影して仕訳を登録したり、口座やカードの明細を取り込んだりと、日々の記帳をスマホ1台で済ませられます。

無料プランでも基本的な記帳はできますが、一部の機能に制限があります。確定申告まで無料でどこまでできるかは、申告の時期より前に公式サイトの機能表で確認しておきましょう。パソコンを持たない人や、移動中のすき間時間に帳簿をつけたい人に向いています。

無料の会計ソフトを使うときの注意点

無料ソフトと有料ソフトの違い:無料はサポートがFAQ中心で機能や連携に制限があり、確定申告非対応のものもある。有料は電話・チャット相談、口座連携と自動仕訳、法改正への素早い対応

完全無料の会計ソフトはコスト面で大きな魅力がありますが、次のような点を理解したうえで選ぶことが大切です。

注意点①サポートは自分で調べるのが基本

無料のソフトや無料プランでは、電話やチャットの個別サポートがないことがほとんどです。操作がわからないときやトラブルが起きたときは、FAQやマニュアルを見て自分で解決する必要があります。確定申告の直前にサポートを頼れないと困る人は、サポート付きの有料プランを選んだほうが安心です。

注意点②確定申告書や青色申告決算書を作れないものがある

今回紹介した無料ソフトの中にも、青色申告・白色申告の機能がないものや、非営利組織向けで事業の確定申告には使えないものがあります。帳簿はソフトで作り、申告書は国税庁の確定申告書等作成コーナーで作るという使い方もできますが、そのぶん手間は増えます。自分が青色申告をするのか白色申告をするのかを決めてから選びましょう。

注意点③法改正への対応や、サービスが続くかも確認

消費税の改正や青色申告特別控除の見直しなど、税制は毎年のように変わります。有料ソフトは法改正に合わせた更新が早い傾向がありますが、無料ソフトは対応の時期や範囲がソフトによってさまざまです。明細の自動連携の範囲、作れる帳票の種類、データのバックアップや書き出しができるかも確認しておくと、将来ソフトを乗り換えるときにも困りません。

個人事業主が会計ソフトを導入する5つのメリット

青色申告特別控除の控除額:2026年分までは55万円・65万円・10万円、2027年分以後は65万円・75万円・10万円

会計ソフトを導入すると、帳簿付けと確定申告の負担が大きく減ります。主なメリットは次の5つです。

  • 簿記の知識がなくても正しい帳簿を作れる
  • 銀行・カード連携と自動仕訳で入力の手間を減らせる
  • 青色申告特別控除(最大65万円、2027年分から最大75万円)に必要な書類を作れる
  • インボイス制度や電子帳簿保存法に対応しやすい
  • 毎月の数字が見えて、資金繰りの管理がしやすくなる

メリット①簿記の知識がなくても正しい帳簿を作れる

青色申告で55万円や65万円の控除を受けるには、複式簿記(一つの取引を借方と貸方の両面から記録する方法)で帳簿をつける必要があります。会計ソフトなら、日付・金額・内容を入力するだけで仕訳帳や総勘定元帳に自動で反映され、転記ミスや計算ミスが起こりません。貸借対照表や損益計算書も、ボタン一つで作れます。

メリット②銀行・カード連携と自動仕訳で入力の手間を減らせる

クラウド型の会計ソフトに銀行口座やクレジットカードを登録すると、明細が自動で取り込まれます。一つひとつ金額を打ち込む必要がなくなり、入力漏れや打ち間違いを減らせます。よく使う取引は勘定科目を学習して提案してくれるため、内容を確認して登録するだけで済みます。現金で払った経費も、レシートをスマホで撮影すれば日付や金額を読み取ってくれます。

メリット③青色申告特別控除を受けるための書類が作れる

いまの制度では、複式簿記で記帳し、e-Taxで申告する(または優良な電子帳簿の要件を満たして保存する)と、青色申告特別控除は最大65万円です。紙で提出すると55万円になります(国税庁 タックスアンサーNo.2072)。

さらに令和8年度税制改正で、2027年分(令和9年分)以後は、55万円控除の人はe-Taxで提出すれば65万円に、65万円控除の人はe-Taxに加えて仕訳帳・総勘定元帳を電子で保存すれば75万円になる見直しが決まりました(財務省「令和8年度税制改正の大綱」)。会計ソフトで帳簿を作り、そのままe-Taxで提出する流れは、この改正の要件に合わせやすい方法です。

▶ あわせて読みたい:【2026年度税制改正】暗号資産20%・青色申告75万円ほか その他の改正

メリット④インボイス制度や電子帳簿保存法に対応しやすい

インボイス制度では、登録番号の確認や税率ごとの区分が必要になり、電子帳簿保存法では、メールやネットで受け取った請求書・領収書をデータのまま保存することが求められます(国税庁「電子帳簿保存法関係」)。多くの会計ソフトは、インボイスの登録番号の照合や、証憑データを取引とひもづけて保存する機能を備えています。クラウド型なら、法改正に合わせてソフトが自動で更新されるのも安心材料です。

メリット⑤毎月の数字が見えて、資金繰りの管理がしやすくなる

日々の取引を入力していれば、今月の売上や経費、利益がグラフや表ですぐにわかります。確定申告の時期を待たずに、前年との比較や経費の使いすぎに気づけるため、早めに手を打てます。銀行残高もソフト上で一覧できるので、税金の支払いや設備投資に備えた資金繰りの計画も立てやすくなります。

クラウド型とインストール型の違い

インストール型
  • パソコンにソフトを入れて使う
  • ネット環境がなくても動く
  • 買い切りが基本(法改正版は別途購入のことも)
  • バックアップは自分で行う
クラウド型
  • ブラウザやアプリで使う(Mac・スマホも可)
  • 口座・カード明細を自動で取り込める
  • 月額・年額の利用料で常に最新版
  • 税理士とデータを共有しやすい

会計ソフトには、インターネット経由で使う「クラウド型」と、パソコンにソフトを入れて使う「インストール型」があります。いまの主流はクラウド型ですが、それぞれに長所と短所があります。

クラウド型|場所や端末を選ばない

クラウド型は、ブラウザで操作するため、パソコンならWindowsでもMacでも使えます。スマホアプリがあるソフトなら、外出先で経費を入力したり、帳簿を確認したりもできます。データは提供会社のサーバーに保存されるので、パソコンが壊れても帳簿が消える心配がありません。

費用は月額または年額の利用料を払うサブスクリプション方式で、法改正への対応も含めて常に最新版を使えます。一方で、ネット環境がないと使えないことと、利用をやめるとデータの閲覧に制限がかかる場合があることは覚えておきましょう。

インストール型|通信環境に左右されない

インストール型は、パソコン本体にソフトを入れて使うタイプです。ネット環境がない場所でも動き、大量の取引を入力するときも動作が軽快です。一度買えば使い続けられる買い切り型が基本ですが、法改正のたびに新しいバージョンの購入が必要になることがあります。データはパソコンの中に保存されるため、バックアップやセキュリティ対策を自分で行う必要があります。

個人事業主にはクラウド型がおすすめ

個人事業主が新しく会計ソフトを選ぶなら、クラウド型をおすすめします。一人で何役もこなす個人事業主にとって、ソフトの更新やバックアップに時間を使うのは効率的ではありません。明細の自動取り込みで入力の手間が大きく減るうえ、税理士とデータをリアルタイムで共有できるのもクラウド型ならではの強みです。

個人事業主が失敗しない会計ソフトの選び方6つ

失敗しない会計ソフトの選び方:申告方式と連携先を確認、スマホ・画面の使いやすさ、サポートと税理士との共有

有名だからという理由だけで選ぶと、使いこなせずに結局手書きやエクセルに戻ってしまうこともあります。次の6つの視点で、自分に合うかを確かめましょう。

選び方①自分の申告方式(青色・白色)に合っているか

まず、青色申告をするのか白色申告をするのかを決めましょう。青色申告で55万円・65万円の控除を受けるなら、複式簿記の帳簿と青色申告決算書を作れるソフトが必要です。白色申告なら、収支内訳書が作れれば十分で、無料のソフトでも対応できます。今は白色でも、将来青色に切り替える予定があるなら、同じシリーズで移行できるかも確認しておきましょう。

選び方②スマホでレシート撮影や入力ができるか

経理を楽にする最大のコツは、領収書や入力をため込まないことです。スマホアプリが使いやすいソフトなら、移動中や待ち時間にレシートを撮影して登録できます。撮影した画像から日付や金額を読み取る機能(OCR)の精度や、アプリの操作感は、無料期間のうちに試しておきましょう。

選び方③使っている銀行口座やカードと連携できるか

すべてのソフトが、すべての金融機関と連携できるわけではありません。自分がメインで使っている銀行口座、事業用のクレジットカード、決済サービスが連携できるかを必ず確認してください。連携できないと、明細を書き出して取り込むか手入力することになり、ソフトを入れる効果が半減します。ネットショップの購入履歴と連携できれば、備品の購入も自動で取り込めます。

選び方④専門用語がわからなくても操作できるか

「借方」「貸方」といった用語に抵抗がある人は、「収入」「支出」など日常の言葉で入力できるソフトを選びましょう。次に何をすればよいかを画面が案内してくれるか、ガイドやFAQが充実しているかもポイントです。どんなに高機能でも、使うたびに悩むソフトは長続きしません。「これなら続けられそう」と思えるかを基準にしましょう。

選び方⑤困ったときに相談できるサポートがあるか

初めて確定申告をする年は、操作だけでなく「この支出はどの科目?」といった疑問も出てきます。メールだけでなく、チャットや電話で相談できるかを確認しましょう。同じソフトでも、プランによってサポートの範囲が違うことが多いので、料金表とあわせてサポートの内容を比べることが大切です。

選び方⑥顧問税理士とデータを共有できるか

すでに税理士と契約している人や、将来依頼するつもりの人は、税理士が対応しているソフトかを確認しておきましょう。どの会計ソフトでも顧問契約はできますが、同じソフトを使えば、帳簿をネット上で共有して、領収書を郵送せずにチェックを受けられます。当事務所はfreee認定アドバイザーとしてfreee会計に対応しているほか、マネーフォワードや弥生の会計ソフトを使っている方のご相談もお受けしています。

無料期間で試すときのチェックリスト

  • メインの銀行口座と事業用カードを連携し、明細が正しく取り込まれるか
  • レシートを3〜5枚撮影して、日付・金額・店名の読み取り精度を確認
  • 1か月分の取引を登録して、月次の損益や残高の画面が見やすいか
  • わからない操作をFAQやサポートで調べ、解決までの時間を体感する

税理士が教える|会計ソフトを運用するときの注意点

会計ソフトを正しく使うための毎月のルーティン

STEP 01
口座を分ける
事業用の口座とカードを作り、私用の支出と混ぜない
STEP 02
明細を確認
自動取り込みの明細を週1回確認し、科目を確定する
STEP 03
残高を照合
月末に通帳・カードの残高と帳簿の残高を見比べる
STEP 04
証憑を保存
領収書の画像やデータを取引にひもづけて保存する

会計ソフトを入れても、すべてを自動に任せきりにすると、思わぬ誤りが残ることがあります。次の点に気をつけて、正確な帳簿を作りましょう。

自動連携の明細が二重計上になっていないか確認する

よくあるのが、同じ支出が二重に計上されるケースです。たとえば、クレジットカードで払った経費をカード明細から登録し、さらに口座からのカード代金の引落しも経費として登録してしまうと、経費が2倍になります。カード代金の引落しは「未払金」の支払いとして処理し、経費にはしません。

借方貸方金額摘要
消耗品費未払金5,500円カード払い プリンターインク(カード明細から登録)
未払金普通預金5,500円カード代金の引落し(経費にしない)

月に一度は預金残高と帳簿を照らし合わせる

月末には、通帳やネットバンキングの残高と、会計ソフト上の預金残高が一致しているかを確認しましょう。ずれている場合は、取り込み漏れや重複、登録ミスがあるサインです。毎月確認しておけば、確定申告の直前に1年分をさかのぼって探す必要がなくなります。

事業用と個人用の口座・カードを分ける

事業とプライベートのお金が同じ口座やカードに混ざっていると、明細を取り込んだあとに一つひとつ仕分ける手間が増え、私的な支出が経費に紛れ込む原因にもなります。事業用の口座とカードを用意し、会計ソフトにはそれを連携させましょう。スマホ代や家賃など、事業とプライベートの両方で使うものは「家事按分」のルールを決めて、毎回同じ割合で処理します。

摘要欄には具体的な内容を書く

税務調査では、帳簿の摘要欄(取引の内容を書く欄)がよく確認されます。「お茶代」だけでなく「〇〇様と打ち合わせ 喫茶代」のように、誰と何のための支出かがわかるように書いておきましょう。自動で取り込まれた明細は店名だけのことが多いため、必要に応じて内容を書き足します。

領収書や請求書のデータはソフトに取り込んで保存する

メールやネットで受け取った請求書・領収書は、電子帳簿保存法により、紙に印刷するのではなくデータのまま保存する必要があります。多くの会計ソフトには、証憑のファイルを取引にひもづけて保存する機能があり、日付・金額・取引先で検索できる状態にしておけば、保存のルールを満たしやすくなります。紙の領収書も、スマホで撮影して取り込んでおけば、確定申告の時期に探し回らずに済みます。

会計ソフトは「入れて終わり」ではなく、毎月同じ手順で確認する習慣を作ってこそ効果が出ます。上の4つのルーティンを、月末の30分などと決めて続けてみてください。

税理士のひとこと:自動仕訳は便利ですが、月に一度は通帳の残高と帳簿を見比べましょう

会計ソフトの費用の相場と、ソフト代の勘定科目

区分費用の目安主な勘定科目
白色申告(無料ソフト・無料プラン)0円―
青色申告(クラウド型の基本プラン)年1万〜2万円程度(税抜)通信費・支払手数料
サポートや相談付きの上位プラン年2万〜4万円程度(税抜)通信費・支払手数料
インストール型ソフトの購入(10万円未満)製品による消耗品費

2026年9月時点の各社の料金を見ると、青色申告に対応したクラウド型の基本プランは、年払いでおおむね年1万〜2万円程度(税抜)、電話サポートや仕訳相談が付く上位プランで年2万〜4万円程度(税抜)です。白色申告なら、無料のソフトやプランでも申告まで対応できます。

青色申告特別控除の65万円は、所得税・住民税の税率を合わせて約15%の人なら、およそ10万円の節税になります(所得税5%+住民税10%の場合の概算。復興特別所得税や国民健康保険料への影響は除く)。ソフト代や入力の時間を考えても、青色申告で会計ソフトを使う効果は大きいといえます。

クラウド型の利用料は「通信費」や「支払手数料」

クラウド型の会計ソフトの利用料は、インターネットを通じてサービスを使う料金なので、「通信費」や「支払手数料」で処理するのが一般的です。どちらを使っても所得は変わらないため、ほかのクラウドサービスと合わせて毎年同じ科目で処理しましょう。年払いの料金(パーソナルプラン税込16,896円の例)をクレジットカードで払った場合は、次のように仕訳します。

借方貸方金額摘要
通信費未払金16,896円会計ソフト年間利用料(事業用カード払い)
未払金普通預金16,896円カード代金の引落し
通信費事業主借16,896円会計ソフト年間利用料(個人カードで支払い)

1年分をまとめて前払いした利用料は、本来は使った期間に応じて経費にしますが、支払った日から1年以内に提供を受けるサービスの料金で、毎年同じように処理していれば、支払った年の経費にできる取り扱い(短期前払費用の特例)があります。年の途中で年払いを始めたときも、通常は支払った年に全額を経費にして問題ありません。

インストール型の購入費は「消耗品費」

パッケージ版やダウンロード版のソフトを買った場合、10万円未満なら「消耗品費」として買った年に全額を経費にできます。10万円以上のソフトは、原則として「ソフトウェア」(無形固定資産)として資産に計上し、5年で減価償却します。青色申告の個人事業主は、30万円未満の資産を年合計300万円まで一括で経費にできる少額減価償却資産の特例も使えます。個人事業主向けの会計ソフトで10万円を超えるものは多くないため、基本は消耗品費と考えてよいでしょう。

▶ あわせて読みたい:「経費で落とす」とはどういう意味?経費の種類や経費計上の条件について解説

個人事業主の会計ソフトに関するよくある質問

個人事業主の会計ソフトのよくある質問

会社員の副業でも会計ソフトは必要ですか?

取引が少なければ必須ではありませんが、あると確定申告が楽になります

給与所得者は、副業の所得(収入から経費を引いた金額)が年20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。副業を事業として開業届を出し、青色申告をするなら複式簿記の帳簿が必要なので、会計ソフトを使うのが現実的です。雑所得として白色で申告する程度なら、無料のソフトや表計算ソフトでも対応できます。

エクセルで帳簿をつけても、青色申告の65万円控除は受けられますか?

要件を満たせば受けられますが、手間とミスのリスクが大きくなります

控除の要件は複式簿記で記帳し、貸借対照表と損益計算書を添付して期限内にe-Taxで申告する(または優良な電子帳簿で保存する)ことで、ソフトの使用自体は要件ではありません。ただ、エクセルで仕訳帳・総勘定元帳・決算書を正しくつなげて作るのは簡単ではありません。2027年分から75万円控除を目指すなら、帳簿の電子保存の要件も満たしやすい会計ソフトを使うほうが確実です。

途中で別の会計ソフトに乗り換えられますか?

乗り換えはできますが、年の初め(1月1日)に切り替えるのがおすすめです

年の途中で乗り換えると、それまでの仕訳を新しいソフトに移す作業が必要になります。年の初めに切り替えれば、前年末の残高(開始残高)を入力するだけで済みます。今のソフトから仕訳データや帳簿を書き出せるかも、乗り換え前に確認しておきましょう。

無料お試し期間に入力したデータは、有料プランに引き継げますか?

多くのソフトで引き継げますが、ソフトごとに確認が必要です

たとえばマネーフォワード クラウド確定申告は、無料期間中に入力したデータをトライアル終了後も引き継げると案内しています。お試しのつもりでも、本番と同じ口座を連携して入力しておくと、そのまま使い始められて無駄がありません。

会計ソフトを使えば、税理士に頼まなくても大丈夫ですか?

取引がシンプルなら自分で申告できますが、判断に迷う場面では相談が安心です

会計ソフトは入力や計算を助けてくれますが、「この支出は経費になるか」「家事按分の割合は妥当か」「消費税の課税事業者になるか」といった判断まではしてくれません。売上が増えてきたときや、法人化を考え始めたときは、税理士に相談するタイミングです。

まとめ

まとめ:迷ったらクラウド型を無料期間で試す。青色申告なら有料ソフトが安心、白色申告は無料でも十分、2027年分から控除75万円も

個人事業主にとって、会計ソフトは帳簿付けの手間を減らし、正しい確定申告と節税を支えてくれる道具です。青色申告をするなら、口座やカードと連携できるクラウド型の有料ソフトがもっとも効率的で、白色申告なら無料のソフトでも十分に対応できます。

2027年分からは、e-Taxでの申告と帳簿の電子保存で青色申告特別控除が最大75万円になります。会計ソフトで帳簿をつけ、そのままe-Taxで申告する流れを今のうちに作っておくと、改正の恩恵を受けやすくなります。

無料のソフトは魅力的ですが、確定申告に対応しているか、サポートがあるかを確認してから選びましょう。まずは気になるソフトの無料期間や無料プランを試し、自分が続けられるかどうかを確かめることから始めてください。

会計ソフトの導入や初期設定で迷ったら

福岡の野村税理士事務所は、freee認定アドバイザーとしてfreee会計の導入・初期設定・自動登録ルールづくりをサポートしています。マネーフォワードや弥生を使っている方のご相談にも対応し、毎月の数字をAIで分析する「AI月次分析レポート」で、帳簿の数字を経営に生かすお手伝いをしています。

参考資料:freee「料金プラン」/マネーフォワード クラウド確定申告「料金プラン」/弥生「やよいの青色申告 オンライン」/弥生「やよいの白色申告 オンライン」/MJS「かんたんクラウド」/フリーウェイ経理/JDL IBEX出納帳Major/ちまたの会計/クラウド円簿/スマホ会計FinFin「料金プラン・機能」/国税庁 タックスアンサーNo.2072「青色申告特別控除」/財務省「令和8年度税制改正の大綱(個人所得課税)」

※本記事の料金・プラン名は2026年9月に各社公式サイトで確認した内容です。料金やキャンペーンは変更されることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。税務の具体的な判断は税理士等の専門家にご相談ください。

税金・お金のことなら野村税理士事務所へ

税金や資金繰りの課題を解決するなら、野村税理士事務所へご相談ください。

当事務所は、福岡を中心に企業経営者の税務と経営を支援している税理士事務所です。IT・Webにも強く、あらゆる業種の事業者様のクラウド会計の導入サポートを通じ、事業の安定化を図ります。

オンライン相談にも対応しており、遠方からでも専門家のアドバイスを受けることができます。初回のご相談は無料ですので、節税や資金調達でお悩みの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

執筆者
野村税理士事務所 代表 野村真一
野村 真一

野村税理士事務所代表 野村真一

税理士業界23年、野村税理士事務所代表でfreee認定アドバイザー。日本税理士会連合会、九州北部税理士会所属。認定経営革新等支援機関の認定事業者として事業再構築補助金の申請支援を行う。

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