URIHOは、取引先の未払いに備えられる保証サービスです。倒産や1ヶ月以上の支払い遅延を保証対象としており、契約しておくことで不測の事態にも備えられます。
しかし、「そもそもURIHOってどんなサービスなの?」「URIHOの実際の評判・口コミが知りたい」と疑問を感じている人もいるでしょう。
そこで本記事では、URIHOの概要や実際の評判・口コミを解説します。URIHOを利用するメリット・デメリットやよくある質問についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。
URIHOとは売掛金・売掛債権の保証サービス
プラン | プランA | プランB | プランC |
---|---|---|---|
月額料金 | 9,800円/月 | 29,800円/月 | 99,800円/月 |
おすすめの企業 | ・取引額が小さく、万が一に備えたい企業 | ・月額料金を抑えたい企業 ・幅広い保証を適用させたい企業 | ・充実した保証を受けたい企業 ・高額取引が多い企業 |
1取引先あたりの保証額 | 1〜50万円 (合計1,000万円まで保証) | 1〜500万円 (合計3,000万円まで) | 制限なし (合計7,000万円まで) |
サポート情報 | サポートデスク | サポートデスク | サポートデスク 専任担当者・アラート通知 |
URIHOとは、取引先の代金未払いに備える保証サービスです。
サービスを利用する際にURIHOへ登録しておくことで、万が一取引先からの入金が遅延したり、なかったりしても保証してくれます。
サービスの保証対象は「破産」と「1ヶ月以上の支払い遅延」の2つに分けられます。倒産とは、破産・民事再生・不渡などが対象です。1ヶ月以上の支払い遅延では、企業側の資金不足や夜逃げ、事務所閉鎖などが代表的です。これらの事象が発生した場合でも、URIHOに登録しておけば保証してもらえます。
また、URIHOには3つの料金プランが用意されています。サービスは定額制となっており、必要なのは毎月の月額料金のみです。プランによって保証額や補償額の出やすさ、サポート内容が異なるため、企業の状況に合わせて選択できます。保証額の合計が1億円以上を希望する場合は、別途問い合わせを行い、最適な契約プランを組んでもらえます。
ただし、保証開始日より前に発生した取引やすでに遅延中、トラブルによる未入金に関しては保証対象外です。
URIHOで未入金リスクを防げれば、新規大型クライアントでも、支払い遅延を心配することなく業務を進められます。資金面に不安を感じることなく案件を受託できるため、積極的な取引を実現可能です。
さらに、キャッシュフローに穴が開かないため、経営が安定します。安定性をアップさせる上でも、URIHOは最適なサービスと言えるでしょう。
URIHOの口コミ・評判を調査
ここでは、URIHOの口コミ・評判を調査した結果を紹介します。URIHOの利用を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
URIHOの口コミ・評判まとめ
URIHOを利用したユーザーの口コミ・評判は、以下の通りです。
- 未入金の泣き寝入りをなくせました
- 業務フローを改善をできました
- 安心して取引できるようになりました
それぞれ順に解説します。
未入金の泣き寝入りをなくせました
未入金は泣き寝入りするしかありませんでした。しかし、URIHOを導入して積極的に新規取引を行えるようになりました。
限度額という形で取引先の与信判断を行ってくれるため、取引の可否や金額の判断が可能となります。今まで難しいと思っていた部分がとても簡単になり、どんどん新しいお客様を獲得することができるようになりました。
URIHO公式HP
明確な与信判断基準が出来ました。ある取引先に対して200万で保証申込をして、URIHOからの審査結果が100万となったとしても、弊社としてはその審査結果を受けた上で、その取引先との取引金額を一定レベルに制限するか、もしくは取引をやめるかなどの判断ができるようなりました。保証だけでなく与信判断の部分も含めてURIHOを使わせてもらっているので、非常に助かっています。
URIHO公式HP
URIHOを導入することで、積極的に新規取引ができるようになったという声が見られました。
契約後の未入金が発生してしまうと対策がなく、結果的に泣き寝入りする企業も少なくありません。しかし、URIHOを導入することで、安心して新規取引を開始できます。
万が一、取引先で未入金が発生してもURIHOを導入しておくことで、泣き寝入りすることなく業務を進められるでしょう。
業務フローを改善をできました
営業担当や管理担当者の業務負荷が軽減されました。
先ほどの稟議には書類作成や情報収集、会議などで早くても2週間以上の時間を要していましたが、現在ではURIHOの
審査結果を基に社内手続き時間が半減されました。申し込み時の情報入力は簡単ですし、最近では回答が数時間で出ることもあるほど審査スピードが早くなっており、益々助かっております。
URIHO公式HP
URIHOを導入してその不安が無くなったのは大きいです。今まで会計士経由で取引先を事前調査していたのですがその手間も無くなりました。新規取引の際も、相手に前金でやるか保証会社を利用している旨を伝えた上で掛売りでやるかを選んでもらうようにして、掛売りを希望する場合はURIHOに審査を掛けるようなフローにしています。
URIHO公式HP
URIHOを導入した企業の中には、業務フローを改善できたといった声も見られました。
新しい取引先から業務を受託する際は、未入金が無いように事前チェックが欠かせません。取引先の情報を確認したり、売掛金を回収できるかチェックしたりする必要があります。
しかし、URIHOを導入すれば、新規取引に対して詳しい与信調査を省けます。与信調査の時間・手間を省くことで、効率的な業務を実現可能です。
安心して取引できるようになりました
会社を経営していると未入金に対する不安は常に頭の片隅にありますが、URIHOを利用することでそういった不安が無くなりました。以前は工事後請求してから月末の入金日まで不安でしたし、100万円単位の取引の場合は1日遅れただけで心臓がバクバクしていました。
URIHO公式HP
また、取引先を調査する手間も無くなりましたね。
取引することができる会社が増えました。
URIHO公式HP
今までは取引しても大丈夫な会社なのかどうかの答えが出ない場合には取引を断っていましたが、
URIHOを使うことによってそういった会社とも取引できるようになり、
私にも社員にも機会損失が減ったという実感があります。
新規取引先を開拓した場合「本当に期日通り、入金してもらえるの?」と疑問に感じてしまうでしょう。
どれだけ与信調査をしていても、新規取引先に対しての不安は拭えません。そこで、URIHOを導入することで、安心して取引を開始できます。
売掛金を回収できないリスクを減らせるため、積極的に顧客数の増加に動けます。安心して取引先を開拓することで機会損失を減らし、売上増加を期待できるでしょう。
URIHOを利用するメリット
URIHOを利用するメリットは、以下の通りです。
- 法人だけでなく個人事業主でも利用可能
- 保証対象は倒産だけでなく支払い遅延にも対応
- 1ヶ月単位の契約だからお手軽に利用しやすい
- 東証プライム上場企業のグループ会社が運営
法人だけでなく個人事業主でも利用可能
URIHOは法人だけではなく、個人事業主でも利用できるサービスです。
URIHOのような売掛金保証サービスは、法人しか利用できないケースも少なくありません。個人事業主と法人では与信を行なった際に信頼性に差が出てくるため、法人だけを対象にしているサービスが多いです。
しかし、URIHOは個人事業事業主でも無理なくサービスを利用できます。個人事業主でも法人と同様の機能を活用でき、契約プランごとのサービスが適用されます。個人事業主の取引先開拓は、法人よりも売掛金の遅延に不安を感じる場合が多いため、最適なサービスと言えるでしょう。
他サービスで落ちた方も安心の審査通過率85%
URIHOの審査通過率は85%以上となるため、他サービスの審査に落ちた場合でも利用できる可能性が高いです。
事業者として信用が十分で無い場合でも、URIHOなら安心してサービスを利用できるでしょう。
また、URIHOの保証対象は新規取引先だけではありません。既存取引先も保証対象になるため、登録するだけで今後の取引に対しても安心感を増せます。
保証対象は倒産だけでなく支払い遅延にも対応
URIHOの保証対象は、倒産だけではありません。支払い遅延にも対応しているため、顧客からの入金が遅れている場合にも活用できます。
URIHOは審査が完了し、可決されればすぐに補償が開始されます。保証開始日以降の倒産や支払い遅延は全て対象となるため、一定の保証金を受け取れます。
また、URIHOの保証額は加入しているプランによって異なります。保証額が大きいプランはその分毎月の費用が高くなるものの、高額取引でも安心して契約を結べます。
支払いサイトが長い支払い先でも、締日から支払い期日までが180日以内であればURIHOが適用されるため、無理なくサービスを活用できるでしょう。
1ヶ月単位の契約だからお手軽に利用しやすい
URIHOの契約は1ヶ月単位となるため、手軽にサービスを利用できます。
売掛金保証サービスの中には、3ヶ月・6ヶ月など一定期間の契約を求められるケースが多い中で、URIHOは1ヶ月だけでもサービスを活用可能です。
また、URIHOの申し込みは2営業日程度で完了します。URIHOの公式サイトに表示されているフォームへ必要事項を入力するだけで、契約をを始められます。
URIHOは初回1ヶ月は無料で使える
URIHOはアカウント登録後、初回の保証開始日から1ヶ月間を無料利用期間として設けています。
どのプランへ加入していても、初回1ヶ月間は無料でサービスを利用できるため、コスト面を気にすることなく導入を始められます。
ただし、初回経過入荷あら1ヶ月経つと無料期間は終了します。契約したプランの費用が必要となるため、あらかじめ注意しましょう。
東証プライム上場企業のグループ会社が運営
URIHOは、東証プライム上場のグループ会社である「株式会社ラクーンフィナンシャル」が運営しているサービスです。
株式会社ラクーンフィナンシャルは株式会社ラクーンファイナンシャルの100%子会社となるため、安定した経営状況であると伺えます。URIHOは取引先の代金未入金に備えるサービスなので、運営会社が安定している点はサービスを利用する上で安心できる部分です。
また、代金保証会社の中には、運営会社が公開されていないケースも少なくありません。一方、URIHOは運営会社の情報が公開されているため、情報を理解した上でサービスを利用できるでしょう。
URIHOを利用するデメリット
URIHOを利用するデメリットは、以下の通りです。
- 取引先によっては審査落ちする可能性がある
- プラン内容によっては全額保証されない
取引先によっては審査落ちする可能性がある
URIHOは個人事業主でも利用できるサービスです。
しかし、サービス利用時の取引先によっては審査落ちしてしまう可能性があります。URIHOの審査通過率は85%以上となりますが、必ず審査に通過するわけではありません。
特に取引先が個人事業主だったり、設立して日が浅い会社だったりすると審査に通りづらい傾向があります。
また、初回審査に通過した場合でも、追加審査依頼時に審査落ちするケースも存在します。信用状態が著しく変化した場合でも、保証額の減額・終了が発生するケースがあります。適用日は原則通知日から90日後となるため、審査依頼時はあらかじめ把握しておきましょう。
プラン内容によっては全額保証されない
URIHOは取引先の倒産や支払い遅延が発生すると、支払い金額を保証してもらえますが、プラン内容によっては全額保証されないケースが存在します。
例えば、URIHOのプランAに加入している場合、1社あたりの保証額は50万円までです。このような場合は取引先の倒産で、70万円の支払遅延が発生したら、URIHOが保証してくれるのは50万円までで20万円は支払われることがありません。
プランによって1社あたりの保証額や保証額合計は異なるため、取引先とのやり取りする金額を把握した上で申し込みましょう。
URIHOと他の売掛保証サービスを比較
URIHOと他の売掛保証サービス3社を比較してみました。
売掛保証サービス | URIHO | ギャランティ | 与信のミカタ |
---|---|---|---|
月額料金 | 9,800円〜 | 10,000円〜 | 20,000円〜 |
審査通過率 | 85%以上 | 87%以上 | 未公開 |
保証金額 | 10,000円〜 | 0.1%~1.5% | 年0.023%~3.722% |
特徴 | ・費用が定額制 ・プランをカスタマイズできる | ・費用が安い ・保証数の制限がない | ・与信評価によって費用が変動する ・保険料の優良戻しに対応 |
URIHOは月額制となるため、全体的に利用費用が安く、プラン内容をカスタマイズできる点が特徴です。保証金額も1万円〜となるため、金額の低い契約でも安心して導入できます。
また、料率によって契約金額が変動しないため、毎月の支出管理がしやすいです。他のサービスと比較しながら、URIHOの導入を検討すると良いでしょう。