ファクタリング需要の拡大によって、ファクタリング会社も雨後の筍のように数多く設立されています。この記事で紹介するのは、社歴は短いものの業界でもトップクラスの会社に急成長した「アクセルファクター」についてです。
アクセルファクターがどんな評価を得ているのか、口コミを徹底的にリサーチします。また、アクセルファクターを利用する場合に、どんなメリットとデメリットがあるのかも解説しますので、利用する際は参考にしてみてください。
アクセルファクターの基本情報
対象事業者 | 個人事業主・法人 |
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手数料 | 10%以上(100万円以下の場合) 5%以上(500万円以下の場合) 2%以上(1,000万円以下の) 個別設定(1,000万円を超える場合) |
入金速度 | 最短2時間 |
利用可能額 | 30万円~上限なし |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
審査通過率 | 93% |
必要書類 | 請求書(売掛金が確認できる書類) 預金通帳(売掛先の入金確認ができるもの) 身分証明書 |
運営会社 | ネクステージグループホールディングス株式会社 |
アクセルファクターは、2018年に設立された新しいファクタリング会社です。ただし、2022年時点で、「3,000件」を超える利用件数と、「300億円」近い買取申し込み額が特徴です。
都内を含め、4つの営業所でファクタリング事業を行ってがあります。
また、株式会社アクセルファクター自体は創業間もない企業ですが、アクセルファクターは、「ネクステージ㈱」のグループ企業です。そのため、まったく信用がない新参企業というわけでもありません。
アクセルファクターの口コミ・評判を調査!


アクセルファクターの口コミを、「Google Map」で調査してみました。集めた口コミを、アクセルファクターに対する評価が高かったものと、低かったものにわけて紹介していきます。
ただしアクセルファクターは、まだ活動年数が短い企業のため、口コミの数がそれほど多くありません。そのため、1人ずつの意見の影響が大きくなってしまいます。良い評価にしろ悪い評価にしろ、実情と即したものではない可能性もある、という点には注意してください。
アクセルファクターの良い口コミを紹介
アクセルファクターの良い口コミとして、次のような内容のものがありました。
では、アクセルファクターに好意的な口コミについて、詳しく見ていきましょう。
アクセルファクターは親身になって対応してくれる
過去に破産した経験があるため、金融機関からの融資をうけることができないので、2年前に起業した直後からファクタリングを利用させて頂いてます。今までに5社ほどファクタリング会社さんとお付き合いさせて頂きましたが、アクセルファクターさんが一番根気強く、親身になって対応して下さいました。
引用元:Google
開業してまもない当社でしたが、他の会社では門前払いのところをなんとか担当の方が親身になって対応していただき無事に乗り切ることができました!担当の方によっては違うのかもしれませんが、他の会社にはない「親身な対応」と「スピード感」がとても好印象でした!
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アクセルファクターのファクタリングは入金が早い
他のファクタリング会社に資料を送ったっきり連絡が来ず、急ぎで資金が必要だった為入金までのスピードが速そうなこちらの会社さんにも問合せしてみました。迅速に対応していただき大変助かりました。親身になって話を聞いてくださり、自社の利益ばかり考えてる他社のファクタリング会社とは違うと思いました。
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他社からの乗り換えでしたが、問合せから資金調達までに1日もかからず、月末でしたが、とにかく最速で対応して頂けました。今回とても親身になって頂き、アクセルさんの提案なども参考させて頂き、資金繰りは調整できました。最初からアクセルファクターさんにお願いしておくべきでした。ファクタリングからは抜け出せましたが、また困った際は相談させて下さい。
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アクセルファクターに関する口コミの多くが、「資金調達スピードが早い」と褒めていました。ファクタリング申込みから入金までの時間が短ければ、急に資金が入り用になってもアクセルファクターで対応できます。
そういう意味で、アクセルファクターでのファクタリング経験があれば、いざという時でも焦らずに対応できるでしょう。1回ファクタリングで急場をしのげるだけでなく、その後も、いつでも資金難への対処方法としてアクセルファクターを利用できます。
ファクタリング以外のアドバイスもしてくれる
今回、他ファクタリング会社から、アクセルファクターさんに変えたのですが、ショートする前からの流れから見て頂き最善策を一緒に考えてくださり今後の経営についても考え直すことができました。資金調達も納期までに間に合い大変感謝しております。
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初めての利用でしたが非常に対応も早く希望日までに入金してくれました。他社とは違い親身になって対応してくださり銀行や政策金融公庫の融資についてなどファクタリング以外のことも相談に乗ってくれて助かりました。
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アクセルファクターでは、単にファクタリングで資金調達ができるだけではありません。会社の財務状況改善のための「アドバイス」もしてくれます。
無策でファクタリングだけに頼り切っていると、ファクタリング手数料の分だけ、会社の財務状況が悪化しかねません。しかしアクセルファクターの場合は、ファクタリング以外の資金調達方法についても教えてくれるため、ファクタリングを利用しての財務状況改善が期待できます。
もちろん専門の企業コンサルタントに相談する方法もありますが、それなりの出費を覚悟しなくてはいけません。しかしアクセルファクターを使えば、ファクタリングのついでに専門家の財務アドバイスを受けられます。
近くに営業所がなくても出張対応してくれる
今まで2回利用しました。急な要望にもスピーディーに応えて頂きとても助かりました。忙しくて東京には行けないと言ったら、大阪まですぐに来てくれました。契約後即着金してくれたので支払いになんとか間に合わせることが出来ました。ありがとうございました。
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アクセルファクターさん2回利用の者です。初めて利用した際も説明が解りやすく丁寧かつ迅速な対応をして頂きました。他県にも関わらず問い合わせした翌日には東京からお越しいただき契約成立後、直ぐに資金調達ができ大変助かりました。
引用元:Google
アクセルファクターのオフィスから離れた地域に暮らす人から、「出張対応」をしてくれて助かった、という口コミがありました。営業所から離れている場所にいてもアクセルファクター側がやってきてくれるため、手間をかけずにファクタリングできます。
しかし営業所から遠い地域に住んでいる場合は、即日入金は困難です。出張対応してもらうつもりなら、ある程度よゆうを持って資金計画を立てておいたほうが賢明でしょう。
アクセルファクターの悪い口コミを紹介
なにが圧倒的なスピードなのか?どんだけ待たせてあれもこれも。混み合ってるので来週って。舐めてるよね。糞会社。
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肝心の「ファクタリングスピード」が遅かった、という口コミがありました。依頼が立て込んでいて、契約が後回しにされたようです。とはいえ、どんな会社でも依頼が殺到すれば対応できなくなることはあります。そのため、依頼全般に対して、アクセルファクターの対応速度が遅いのかどうかはわかりません。
実際、Google Mapに投稿されたアクセルファクターの悪評は、これ1つだけしかありません。この方の時だけ、たまたまファクタリング依頼が重なってしまっただけ、という可能性もあります。
もちろんアクセルファクターが、その人気と比べてスタッフが少なく、ファクタリングスピードが遅いという可能性も否定できません。ただ、入金が早かったという口コミが多いことから考えると、悪評を書いた人のケースが珍しかった、という可能性の方が高いでしょう。
アクセルファクターの口コミ・評判まとめ
アクセルファクターの口コミを見ると、良い評価が多く、悪評は1つしかありません。1~5点まででつける点数評価でも3.7点と、平均を上回っています。口コミだけから見ると、かなり優秀なファクタリング会社だと言えるでしょう。
ただし、アクセルファクターは営業年数が短いため、口コミの数が9件しかありませんでした。そのため、統計学的に見て精度に不安の残るデータとなっています。確率は低いのですが、罵声を浴びせているたった1人の意見の方が実情に近い可能性もなくはありません。
そのため、アクセルファクターの口コミはあくまで参考とし、実際の電話対応などを確かめてから利用してみてください。
アクセルファクターでファクタリングするメリット


アクセルファクターのファクタリングを利用するメリットとしては、次のようなものがあります。
では、アクセルファクターの長所について、詳しく見ていきましょう。
ファクタリングスピードの早さ(原則として即日入金)
アクセルファクターを利用すると、原則として即日ファクタリングが可能です。
ただし、これは審査用の書類が完備してあることが前提です。実際にアクセルファクターは、これまでのファクタリング利用者の50%以上に即日入金してきています。
最短即日と公式サイトに書かれていても、実際に利用すると、入金までに1週間かかってしまう、といったファクタリング会社も珍しくありません。その点アクセルファクターは「原則」即日入金なので、いざという時の資金調達に最適です。
売掛金が高額なほど手数料のパーセンテージが低くなる


アクセルファクターのファクタリングは、売却する売掛債権が高額になるほど「手数料」が安くなります。実際の売掛債権額に対する手数料のパーセンテージは、次のとおりです。
売掛債権の金額 | ファクタリング手数料 |
---|---|
100万円以下 | 10%以上 |
500万円以下 | 5%以上 |
1,000万円以下 | 2%以上 |
1,000万円を超える | 別途計算 |
このように、100万円以下の少額債権では、手数料が高くなっていますが、500万円を超えるとかなり手数料が安くなっています。
一応アクセルファクターの手数料は、最低2%となっているのですが、1,000万円を超えるような高額債権の場合は、さらに安くしてもらえるかもしれません。そのため、高額な売掛債権をファクタリングしたい場合は、アクセルファクターを使うのが有効です。
個別の案件ごとに柔軟な姿勢で審査対応してくれる


アクセルファクターは法人以外に個人事業主のファクタリングも利用可能です。さらに次のような状況でも、柔軟に審査対応してくれます。
- 開業して間もない企業(個人事業主)
- 決算が赤字の企業(個人事業主)
- 将来債権(家賃や委託費など)
- 請求書を用意できない人
開業して間もなかったり、赤字決算だったり、「信用の低い」企業でも問題なくファクタリング可能です。ただし、売掛先との取引実績がまったくない場合は、売掛先からの入金が最低1回確認できるまでファクタリングできません。
また、アクセルファクターは、売掛債権以外の「家賃」などにもファクタリング対応可能です。家賃などは毎月入金されてきた実績があるはずなので、審査通過率も高くなっています。
アクセルファクターで特徴的なのが「請求書」がない場合でも、審査対応してくれる点です。
普通のファクタリング会社なら、請求書がないと門前払いされてしまうのですが、アクセルファクターの場合は、そのほかのエビデンス資料があれば、柔軟に対応してくれます。
ファクタリング可能な売掛債権期日が長い(最長180日)
通常の場合、ファクタリングできる売掛債権は、支払日が2カ月後程度までです。それより支払日が遠い場合は、売掛先の倒産リスクなどが高まるため、ファクタリング会社に敬遠されています。
しかしアクセルファクターの場合、最大「180日後」の売掛債権まで対応可能です。
資金調達をしようとしてファクタリング会社を訪れたのに、支払日が遠くて断られたりすることがあったら、アクセルファクターを思い出してみてください。
対面契約以外にオンライン契約も可能
手元資金が足りなくて焦っている時に、わざわざファクタリング会社に出向かないといけないというのは、かなりの負担です。業者が出張対応してくれる場合は、移動の手間は省けますが、時間的なロスはどうしても発生してしまいます。
しかしアクセルファクターの場合、オンラインファクタリングの契約ができるため、無駄を極限まで削減可能。昨今の感染症によるリスクもあるので、担当者と対面相談がしたい場合以外は、オンライン契約にしておくのが無難です。
専門家のアンケートで安心できるファクタリングサービス1位を獲得


アクセルファクターは、日本マーケティングリサーチ機構の「安心して利用できるファクタリングサービス」部門で1位を獲得しています。調査期間は、2022年4月25日から2022年8月2日の約3カ月程度です。
このアンケートは、よく見られるファクタリングユーザーからのものではありません。資金調達の「専門家」にアンケートを出しているため、より客観的な視点による評価です。
オフバランス効果とリスクヘッジ効果がある
アクセルファクターでファクタリングをしても「負債」は増えません。
ファクタリングは貸借契約ではなく売買契約だからです。そのため、ファクタリングをした資金を借金返済に当てれば、バランスシートの負債を減らしてスリム化する「オフバランス効果」を期待できます。
また、アクセルファクターのファクタリングは「ノンリコース」です。
そのため、契約後に売掛先が倒産しても、支払責任がありません。売掛先が倒産しても、先にアクセルファクターから入金されているため、倒産対策のリスクヘッジ効果も期待できます。
アクセルファクターでファクタリングする際のデメリット


アクセルファクターを使うデメリットとしては、次のようなものがあります。
- 少額債権だと手数料負担が大きくなる
- 社歴が短い
では、アクセルファクターの短所について、詳しく見ていきましょう。
売掛金が少額だと手数料のパーセンテージが高くなる
メリットの項目で、売掛金が高額だと「手数料」が安くなってお得と述べましたが、逆もまたしかりです。売掛金が少額の場合は、手数料が高くなってしまいます。具体的には、売掛金が「100万円以下」の場合です。
少額でもファクタリングできて便利ではありますが、売掛金に対する手数料の割合がかなり大きくなってしまうため、気軽に使うのはおすすめできません。たとえば、毎月利益が10%減るとなれば、会社の存続にも影響が出てしまうでしょう。
売掛金が少額だと手数料が高くなるのは、どのファクタリング会社でもいっしょです。しかし少額債権をファクタリングしたい場合は、もう少し手数料が安くなるファクタリングサービスがないか、探してみてからの方がよいでしょう。
設立が2018年と社歴が短いので信用性が低い
アクセルファクターは、企業ができてからそれほど年数が経っていません。その分、実績も少なく、信用性が低くなっています。最近でもファクタリング会社が警察に検挙された事例がありますから、信頼性を重視するなら、ほかのファクタリング会社を探したほうが良いかもしれません。
ただし、専門家のアンケートでは、安心して利用できるファクタリングサービスだという評価も受けていますし、グループ企業の母体となるネクステージは、もっと昔から営業していた会社です。そのため、安心確実な大手企業としか契約したくない、というのでなければ無理に避ける必要はないでしょう。
また、アクセルファクターは、社歴が短い分だけ、口コミを始めとした世間の評価も確立されていません。とにかく、ほかの人の意見を参考にしてファクタリング会社を選びたいという人は、避けたほうがよいでしょう。
アクセルファクターに関するよくある質問
- アクセルファクターの必要書類は?
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まず審査には、売掛債権の確認ができる書類が必要です。「請求書」「注文書」「基本契約書」「請負契約書」などがこれにあたります。
次に債務状況の確認資料が必要です。法人でも個人事業主でも、「確定申告書」で審査を受けられます。ほかに「本人確認書類(免許証など)」と「銀行通帳」も必要です。
ただし、アクセルファクターの場合、ネット銀行を使っていて口座がない、請求書を紛失した、などのもろもろの問題があっても個別対応してもらえます。必要書類が揃わずほかのファクタリング会社で断られた場合でも、試しに相談してみてください。
- アクセルファクターの審査は厳しい?
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審査が厳しいかどうかは、売掛先の信用や売掛債権の支払時期などの個別の状況によって変わってきます。しかし、アクセルファクターの公式サイトの審査通過率は、「93%」という非常に高い数値です。これは審査通過率が高いと言われているファクタリングサービスと較べても高い数値。そのためアクセルファクターは、ほかの業者に断られた場合でも、試してみる価値があるファクタリング会社だと言えます。