最近、勢いを増しているファクタリングサービスの1つに「ベストファクター」があります。利用手数料は安く、入金速度が早くファクタリング即日に対応。重要な要素が高水準でまとまっており、良いサービスと評価も高いのが特徴です。
この記事では、ベストファクターの利用者がどのような感想を持ったのか、「口コミ」を徹底的に解説していきます。
ベストファクターでファクタリングしようかどうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。また、ベストファクターを使う「メリット」や「注意点」についても解説します。
ベストファクターの基本情報
対象事業者 | 個人事業主・法人 |
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手数料 | 2~20% |
入金速度 | 最短即日 |
利用可能額 | 30万円~1億円 |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
審査通過率 | 92.2%〜 |
必要書類 | ・身分証明書(免許証、パスポートなど) ・取引先との契約関連書類(請求書・見積書・基本契約書) ・入出金が確認できる通帳(ネット銀行含む) |
運営会社 | 株式会社アレシア |
ベストファクターを運営している「株式会社アレシア」は、創業2017年の新しい会社です。
ファクタリング業務以外に、「コンサルティング業務」もおこなっています。2019年には大阪支社も完成し、今、大きく伸びているファクタリング会社です。
ベストファクターの口コミや評判を調査!
ベストファクターの利用者がどのような意見を持っているのか、口コミを調査してみました。
ただしベストファクターは創立からそれほど年月の経っていない企業のため、口コミの数がそれほど多くありません。
そのため意見に偏りが発生している可能性もあります。鵜呑みしてしまうと、実情と異なる危険性もありますので、その点には注意してください。
主な調査媒体は「Google Map」です。集めた口コミを、好印象だったものと、悪印象だったものに分けて詳しく紹介していきます。
ベストファクターの良い口コミを紹介
ベストファクターの良い口コミでは、次のようなものがありました。
- 申込みから入金までが早かった
- 手数料が安かった
- コンサルティングが良かった
- 複数回の利用でサービスが良くなった
- 親身になって対応してくれた
- 個人事業主や少額案件でも対応してくれた
- 手続きが簡単だった
- 出張対応してくれて助かった
では、ベストファクターの良い口コミについて、詳しく見ていきましょう。
申込みから入金までが早かった
知り合いの紹介でベストファクターさんを利用させていただきました。必要な書類は揃えていたので翌日には振り込まれていました。入金までの時間が早く、非常に助かりました。担当の方にも誠意あるご対応をしていただき感謝しています。
引用元:Google
顧問税理士にファクタリングを提案してもらい、ネットでも評判の良いベストファクターさんを利用しました。対応が早く、書類提出後翌日には買取金額が振り込まれていました。審査書類を提出すればすぐに査定が出るので、資金調達を急いでいる方にオススメです!
引用元:Google
ファクタリングを申し込んでから、売掛債権が現金化するまでが「早かった」という口コミがたくさんありました。
ファクタリングを使う大きな理由は、資金調達速度です。そのため、短い時間で入金してもらえるベストファクターは、ファクタリングで重要なポイントをクリアしています。
ベストファクターでは、審査に必要な書類さえ揃っていれば、早ければ即日、通常でも数日程度という短期間で入金可能です。そのため、ベストファクターを当てにして資金運用計画を建てることもできます。
ほかの業者より手数料が安かった
私は個人事業主ですがベストファクターさんに乗り換えたおかげで他社に比べ20%以上も手数料が安くなりました。資金調達スピードも速く非常に助かりました。担当の方も話しやすく相談にも乗っていただきありがとうございました。親身になっていただけたうえに、良心的な手数料の優良企業様で良かったです。今後ともよろしくお願い致します。
引用元:Google
手数料が安く、細かい融通も利いていただき本当に助かりました。資金繰りのサポートなどを含め、信頼性のある企業だったのでベストファクターさんに乗り換えました。これからもお付き合いの程よろしくお願い致します。
引用元:Google
単純にほかのファクタリング会社よりも「手数料」が安かったという口コミも多数ありました。ファクタリング手数料の分だけ、売掛先との取引による利益が減るわけですから、手数料のパーセンテージは非常に重要です。あまり手数料が高いところでファクタリングしてしまうと、ファクタリング自体がキャッシュフローに大きなダメージを与えかねません。
特にファクタリングを1度ではなく繰り返しおこなう場合は、ほんの少しの手数料の差が大きく影響してきます。そのため、同業他社と比較して手数料が安めなベストファクターは、選ぶ価値のあるファクタリングサービスだと言えるでしょう。
ファクタリングと同時にコンサルティングをしてくれた
お世話になりました。ベストファクターさんは他社と比べて必要書類も少なく、資金調達までの時間が早い印象を受けました。担当の方にもキャッシュフローの改善に真摯なご提案をいただけました。これからも良いお付き合いをさせて戴きたいと思います。
引用元:Google
初めてだったのですが、現金化だけでなくその後の資金サイクルの効率化や、他社借入の返済方式の変更などまで幅広くアドバイスをいただけました。支払いの資金が足りないとかっていう繊細な問題は、足元みられてつけ込んで来ないかかなりヒヤヒヤでしたが、ベストファクターさんを選んで良かったと思ってます。参考までに、合計421万4千円の売掛金を400万円で買い取ってくれました。
引用元:Google
ベストファクターは、単にファクタリングで入金するだけでなく、会社運営に関するアドバイスもしてくれます。そういった「コンサルティング」で助かった、という口コミも多くありました。
実際、ファクタリングを使っても一時しのぎにしかならず、キャッシュフローが悪化して、資金繰りに困る会社も少なくありません。
その場しのぎに留まらず、会社の経営を安定させるには、ベストファクターのコンサルティングは非常に有効です。ファクタリングを使っていれば、コンサルティング料金はかかりませんので、どんどん利用していきましょう。
複数回の利用でサービスが良くなった
今回で3度目のファクタリングになりますが、活用できる場面が多く重宝しています。つい最近では悪天候の影響で工事が延期となり、入金ズレが発生しましたが、ご相談したところ迅速にご対応頂き大変助かりました。3度目の利用という事もあり書類の再提出する必要もなく、翌日には現金の確保ができました。手数料に関しても初回に比べると若干下げて頂いており、とても助かっています。
引用元:Google
ベストファクターさんには過去3回ほど債権買取を依頼しており、その都度適切な入金処理をして頂いています。優秀な職人の継続的確保が容易になり、今後の事業計画が立てやすくなりました。
引用元:Google
ベストファクターを何度も利用した、という口コミもありました。リピーターが多いということは、それだけメリットの大きいファクタリング業者だということでしょう。
また、何度も使うとベストファクター側と信頼関係が築けるために、ファクタリング審査の「簡略化」と「スピードアップ」が期待できます。
さらに「手数料」の点でも、一見さんよりも有利にしてもらえる可能性あり。
1度のファクタリングでキャッシュフローの問題が解決しそうにないなら、ベストファクターのように、複数回の利用にメリットがあるファクタリングサービスを使うのがおすすめです。
担当者が親身になって対応してくれた
電話対応もよく親切な受け答えで、面談も安心して進めることができました。資金調達も即日で手数料も安いと思います。おかげさまで資金回転を早めることができ、ゆとりある運営が可能になりました。信頼できる業者様でした、ありがとうございました!
引用元:Google
メールを差し上げたのが月の上旬で、月末までに何とかして欲しいと伝えたところ、翌日から対応していただき、余裕を持ったスケジューリングで取引を完了できました。担当者のレスポンスも何かと親身で、ゴールをしっかりと共有できたと感じています。ヒアリングでは必要な調達額など、こちらの資金需要を的確にすくい取って頂けとても安心して任せられました。
引用元:Google
ベストファクター従業員が「親身」な対応でよかった、という口コミも多くありました。電話受付をする人も、ファクタリング審査や説明をする担当者も評判は上々です。
ファクタリングで重要なのは現金化スピードや手数料ですから、接客態度の良さは最優先にはなりません。
しかし取引を円滑に進めるためには、担当者との人間関係も重要です。特に、同じ会社で何度もファクタリングをしようとしている場合は、ベストファクターのように対応が良いかどうかは大切になってきます。
個人事業主や少額案件でも対応してくれた
この度はお世話になりました。ベストファクターさんは個人事業主にも対応して頂けるところが私にとってのメリットでありました。長野県で事業をしておりますが、長野では個人事業主に対して門前払いのファクタリング会社も多くある中、手数料も安く快く応対して頂き感謝いたします。今後とも何卒よろしくお願い致します。
引用元:Google
売掛先が倒産するなどして売掛債権の不払いが起きた場合、ファクタリング会社の損失になります。そのため、多くのファクタリング会社は、取引相手を法人に限定しており、個人事業主は利用できません。
しかしベストファクターの場合は、個人事業主でも問題なく利用できると宣言しています。
また、実際にファクタリングできて助かったという個人事業主の口コミも少なくありません。個人事業主なら、選択肢の一つとしてベストファクターを検討してみたほうがよいでしょう。
調達額は少なかったのですが、手数料はあまり取られませんでした。うちが行ったのは少額買い取りなのですが、過去一度も売掛先からの支払いに遅延がなかったことが、プラスに働いたのかもしれません。あとは支払い期日が短かったのも要因の一つでしょうね。残念ながら審査基準は非公開でしたが、結果がよかったのでひとまず安堵しています。
引用元:Google
いくら個人事業主に対応してくれるとしても、高額な売掛債権しか取り扱ってもらえないのなら、利用価値が低くなります。しかしベストファクターは、「少額」の売掛債権でもファクタリングしてくれるため、取引額が小さい個人事業主でも安心です。
ファクタリングの手続きが簡単だった
コンサルからの紹介です、直近の資金繰りの解決法としてファクタリングを勧められました。補助金の申請作業に四苦八苦していたから分かるのですが、手続きがとにかく楽でした。手続きに使った時間はトータルで数時間程度です(入金までは数日ですが)。ファクタリングが簡単と言うのは存じていました。しかしうちの会社は私一人で回しているような規模なので、準備にはあまり時間を取れません。本業に支障がなかったという意味でも、ベストファクターさんにお願いしてよかったです。
引用元:Google
金融機関や国の融資制度の申込みにしろ、政府や地方自治体に補助金を申請するのにしろ、たいがいの資金調達方法は、手続きが煩雑で大きな手間がかかってしまいます。
手続きをしている間は、当然ながら本来の業務ができません。つまり、資金調達にかかる利息や手数料以外に、「手続き時間」も会社の損失につながります。
その点、ベストファクターのファクタリングなら、手続きに短い時間しかかかりません。手続きに時間がかからない分、ほかの業務にマンパワーを振り分けられます。
そのため、手続き時間によって失われる損失を計算すると、ベストファクターによる資金調達は、銀行融資などと較べても、効率が悪い方法だとは言えません。
単純に融資の「利息」とファクタリングの「手数料」を比較するのではなく、時間的損失も考慮して、どの方法がもっとも優れているか考えて利用する必要があるでしょう。
ベストファクター社員が出張対応してくれて助かった
新サービス導入にあたり事業資金が必要になりベストファクターさんにご相談致しました。忙しい中なかなか時間が作れなかったのですが、埼玉の本社までお越しくださり、ご相談に乗って頂けたおかげでスムーズに資金調達を行うことができました。おかげさまで思い切って踏み込みたかったサービスの導入が最短で開始することができました。本当にありがとうございました。今後も継続的にお世話になると思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
引用元:Google
ベストファクターのオフィスまで行く余裕がない場合に、ベストファクター側が「出張対応」してくれて助かったという口コミもありました。
ファクタリングをしたい状況では、やらなくてはいけないことが山積していることも珍しくありません。そのため、自社まで来社してくれるベストファクターのサービスはありがたいものです。
また、ベストファクターの本社のある東京周辺か、支社がある大阪周辺以外に会社(自宅)がある人でも、出張対応により、ベストファクターのファクタリングを使いやすくなっています。
ベストファクターの悪い口コミを紹介
電話対応が悪かったという悪評がありました。
口コミを投稿した人がどんな話を持ちかけたのは不明ですが、「ガチャ切り」は社会人としてあり得ない対応です。電話対応が良かったという口コミもあったので、対応する従業員によって、コミュニケーション能力に差があるのかもしれません。
ガチャ切りされました。電話対応が雑すぎますね。普通の会社だったらあり得ないですが、レビューも星5しか無いのを見ると、色々と普通の会社では無いようですね…よって評価は1です。ひかえめに言ってゴミです。
引用元:Google
しかし、どちらにせよベストファクターの従業員への教育が行き渡っていない、とは言えるでしょう。また、ガチャ切りするような人間を雇うあたり、人事部門の採用能力も疑われます。
ただし、Google Mapの口コミでは、悪評は上記の1つだけでした。同様の意見がないため、電話対応が悪いという意見の信憑性はやや低くなっています。
Google Map以外の悪い口コミは?
Google Mapで悪い口コミが少なすぎたため、ほかの情報媒体でもベストファクターの口コミを調査してみました。
Twitterでは、お金に関するツイートをしたらベストファクターにフォローされてウザかった、といった内容の悪評があります。しかしこれは、ベストファクターが積極的に宣伝活動をおこなっているというだけで、ファクタリングサービスとは関係のない口コミです。そのため、Twitterでもベストファクターの欠点について判明しませんでした。
また、5chにも、ベストファクターについて詳しく言及しているコメントはありません。
ただし「ベストファクター」という単語で全文検索をかけているため、5ch独自の略語などがあった場合は、口コミが存在する可能性はあります。
ベストファクターの口コミ・評判まとめ
ベストファクターのGoogle Mapでの口コミは、東京本店が「星4.6点」で、口コミ数が「24件」、大阪支社が「星5.0点」で口コミ数「5件」でした。口コミの絶対数が少ないという難点はありますが、かなりの高評価を得ているファクタリングおすすめのサービスです。
悪い口コミの項目でも書いたように、ベストファクターの悪評は1件しかありませんでした。
実際、1つだけあった悪評も、最初の電話対応について述べているだけで、ベストファクターの入金速度や手数料などについて文句を言っているわけではありません。
情報量が少ないのは残念ですが、現在集められるデータだけで述べると、ベストファクターは利用者の評価がかなり高く信頼できるファクタリングサービスだと言えます。
ベストファクターでファクタリングするメリット
ベストファクターでファクタリングするメリットとしては、次のようなものが挙げられます。
- 最短即日で売掛債権の現金化ができる
- 手数料の下限が業界最高水準のため低コストで資金調達可能
- 無料の財務コンサルティングが付帯している
- 担保や保証人が不要でノンリコース契約ができる
- 自社の信用状況に関わらずファクタリングできる
- 個人事業主でも利用できる
では、ベストファクターの長所について、詳しく見ていきましょう。
最短即日で売掛債権の現金化ができる
売掛債権の現金化スピードが「早い」というのが、ベストファクターを使う大きなメリットです。
ファクタリングのメリットは資金調達速度の早さですが、じつはファクタリングサービスごとに、入金速度は大きく異なります。即日入金に対応のベストファクターは、売掛債権の現金化スピードの点でかなり優秀な部類に入ります。
ただし、最速数時間で入金されるファクタリングサービスもあるので、ベストファクターが最速というわけではありません。とはいえ通常は、1~2日で資金調達ができるならそれで十分でしょう。
また、ベストファクターをファクタリング用の会社に固定すれば、信用が高まり、ファクタリング審査も簡略化されていきます。さらなる入金速度アップも期待できるため、仮に初回のファクタリングで多少時間がかかっても、使い続けた方がよいでしょう。
手数料の下限が業界最高水準のため低コストで資金調達可能
ベストファクターは、手数料の下限が「2%」と、2社間ファクタリングとしては、業界でももっとも安い水準にあります。普通、2社間ファクタリングでは、手数料の下限は安くても5%程度ですから、かなりの高水準です。
ただし、実際にファクタリング審査を受けた時に、2%の手数料を提示されるとは限りません。条件によっては、もっと高い手数料を求められることは十分に考えられます。
売掛先が官公庁や昔の東証プライム上場企業のような、信用が極めて高いところでなければ、下限に近い手数料では利用できないと考えておいたほうが無難でしょう。
また、初回利用時は、理想値まで手数料を下げてもらえないこともあります。ファクタリング手数料を節約したいなら、ベストファクターを使い込んで馴染みになっておく必要があるでしょう。
無料の財務コンサルティングが付帯している
ベストファクターでファクタリングをすると、無料の「コンサルティングサービス」が付いてきます。借入金の適切な返済方法について、利用可能な補助金や助成金について、キャッシュフローの改善方法についてなど、会社の経営状態を良くするためのコンサルティングを利用可能です。
普通ならある程度の費用を払って教えてもらわなければいけない事柄を、無料でアドバイスしてもらえるのですから、見た目の数値以上に、ベストファクターでのファクタリングはお得だといえます。
担保や保証人が不要でノンリコース契約ができる
ベストファクターのファクタリングを使うにあたって、担保や保証人は不要です。
また、万が一売掛先が潰れたとしても、その負債はベストファクター側が受け持ってくれます。ノンリコース契約のため、売掛先の不払いがあった場合でも、自社の支払責任がないのです。
ノンリコースローン(non-recourse loan)とは、貸し手側が原資の返済を融資対象の資産以外に求めない資金融資方法である。
引用:国税庁
すべての売掛債権をファクタリングしてしまうと手数料の支払いが重くなりすぎますが、売掛債権の一部をファクタリングする分には、「リスクヘッジ」としての効果も期待できます。
自社の信用状況に関わらずファクタリングできる
ベストファクターのファクタリングを利用するに際して、「自社」の信用状況は原則として関係ありません。実際、ベストファクターの公式サイトには、次のようなことが書かれています。
- 起業したばかりでも利用可能(社歴は問わない)
- 赤字決算でも利用可能(利用企業の経営状態は考慮しない)
- 債務超過でも利用可能(利用企業の負債額は考慮しない)
- 税金滞納状態でも利用可能(信用状況開示請求はしない)
「売掛先」の信用さえ高ければ、審査に通りますし、安い手数料でファクタリングを利用可能です。ただし逆に、売掛先の信用が低いと、ファクタリングできない場合もあります。
個人事業主でも利用できる
ベストファクターは個人事業主のファクタリングも利用可能です。
個人事業主は、銀行などの融資を受けにくい立場にありますから、こういったファクタリングのような資金調達方法は非常に役にたちます。
個人事業主は、急な事態で手元資金が足りなくなってしまうことも珍しくありません。そういった時に備えて、今現在多少の余裕があっても、ベストファクターでファクタリングをして資金調達ルートを確立しておく方法があります。そうすれば、万が一の事態で手元資金に窮しても、ベストファクター経由で迅速に対応可能です。
ベストファクターのデメリットは手数料の上限値の高さや取引形態の縛り
ベストファクターを使う際は、次のようなことに注意してください。
- 手数料が高くなることもある
- 2社間ファクタリング専門
- ファクタリング契約時に対面が必要
- 運営会社アレシアの社会的信用はまだ高くない
- 売掛債権の買取可能金額に上限がある
では、ベストファクターで注意すべきポイントについて、詳しく見ていきましょう。
手数料の上限値は高いため必ずしも低コストで使えるとは限らない
たしかにベストファクターの下限手数料は2%と業界最高峰です。しかし上限は20%もあります。そのため、必ずしも低コストでファクタリングできるとは限りません。
売掛先が「小規模事業者」だったり、「倒産」のおそれがあったりすると、手数料が高くなってしまいます。さらに、売掛債権の「支払日」が遠ければ遠いほど、売掛先の倒産リスクが高まるために、安い手数料でファクタリングできません。
このように、2%でファクタリングができると決まっているわけではないので、最低手数料で資金運用計画を立てるのは危険です。実際に手数料の見積もりを出してもらってから、どうするか考えましょう。
3社間ファクタリングは利用できない
ベストファクターは2社間ファクタリングを専門に取り扱っています。そのため、3社間ファクタリングは利用できません。
3社間ファクタリングのメリットの1つは、審査に通りやすいということです。しかしベストファクターの場合、基本の審査通過率が92.2%もあるため、あまり気にする必要はないかもしれません。
ファクタリングの契約方法について詳しく知りたい方は「ファクタリングとは?仕組みを図解で徹底解説」の記事を参考にして下さい。
通常、3社間ファクタリングの方が手数料が安くなることが多いのですが、3社間ファクタリングの手数料下限は2%程度が一般的です。そのため、こちらも気にする必要がありません。
ファクタリング契約時には面談が必要
ベストファクターは、オンライン上だけで審査可能です。
しかし「本契約」を結ぶ段階では、対面が必要になります。最近ではオンライン完結型ファクタリングもできていますから、この点ではベストファクターは不便だと言わざるをえません。
ベストファクターのオフィスがある「東京」や「大阪」に会社があるなら、大きな手間にはならないかもしれませんが、遠い場所に事務所がある場合は、時間と費用の無駄が大きくなってしまいます。
一応、わざわざ出向かなくても、ベストファクターが出張対応してくれますが、WEB完結型のファクタリングよりも、入金までの速度が遅くなるのには変わりありません。
あまり年数が経っていない若い企業のため社会的信用はまだ高くない
ベストファクターを運営している株式会社アレシアは、創業間もない企業です。そのため、社会的な信用は高いとはいえません。企業の信用を第一に考える場合は、ほかのファクタリング会社を選ばなければいけないでしょう。
とはいえ、若い企業だからこそ、古参に負けないようにサービスを充実させるという側面もあります。「実績」とサービスの「質」のどちらを重視するかは、利用者がよく検討すべきところです。
買取可能金額に制限があるため大手企業の利用には向いていない
ベストファクターの買取可能金額は、1億円までのため、一定以上の規模の会社が使うのには向いていません。とはいえ、たいていの会社は1億円も買い取ってもらえば、それで十分でしょう。
また、名目上は1億円が上限ですが、ベストファクターと取引を重ねれば、もっと高額なファクタリングをしてもらえる可能性もあります。
ベストファクターに関するよくある質問
ベストファクターの契約で必要な書類は何ですか?
ベストファクターでファクタリングの審査をして貰う場合、原則として「身分証明書」「契約関連書類」「銀行通帳」の3つが必要です。
これとは別に、ファクタリング契約をする時には、「納税証明書」「印鑑証明書」「登記簿謄本」などが必要になります。
ファクタリング契約に債権譲渡登記は必須?
「債権譲渡登記」は、ファクタリング会社が売掛債権の所有権を主張するために必要な書類です。ただし、すべてのファクタリング契約に「債権譲渡登記」が必要なわけではありません。
ベストファクターの場合は、原則として債権譲渡登記が必要です。ただし、交渉次第で債権譲渡登記なしでファクタリング契約を結ぶこともできます。