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税理士や科目合格者向けのおすすめ転職エージェント14選!選び方やメリット・デメリットも解説

税理士や科目合格者向けのおすすめ転職エージェント14選!選び方やメリット・デメリットも解説

「今の事務所にいて、理想のキャリアは築けるのだろうか?」
「科目合格を機に、もっと条件の良い環境へステップアップしたい」

税理士や科目合格者にとって、転職は自身の市場価値を大きく変える重要な転機です。

しかし、会計業界は「個人事務所」から「Big4」、「一般企業の税務部門」まで多岐にわたり、それぞれで求められるスキルや労働環境が大きく異なります。

もし、自分の希望とエージェントの得意分野がミスマッチのまま進めてしまうと、年収が思うように上がらなかったり、想像以上の激務に追われたりと、キャリア形成において手痛い失敗を招くリスクがあります。

特に専門性の高い業界だからこそ、業界の内情に精通したパートナー選びが転職成功には不可欠です。

この記事では、税理士や科目合格者の方に本当におすすめできる転職エージェント14選を徹底比較し、それぞれの強みや選び方のポイントを解説します。

メリット・デメリットだけでなく、年収アップの秘訣や相性の良い事務所の見極め方まで詳しく紹介しますので、後悔しない転職活動のためにぜひ役立ててください。

おすすめの転職エージェントTOP3
目次

税理士におすすめの転職エージェント・転職サイト比較14選

税理士の転職活動において、どのエージェントを利用するかはキャリアの成否を分ける重要な要素となります。

大手総合型から業界特化型まで数多くのサービスが存在しますが、それぞれの強みや保有求人の傾向は大きく異なります。

ここでは、税理士業界に精通した主要な転職エージェントと転職サイトを厳選し、特徴を比較解説します。

AI技術を駆使したマッチングや、特定領域への深い専門性、親身なサポート体制など、各社のメリットを理解することが大切です。

自身の希望する働き方や将来のビジョンに最適なパートナーを見つけ、有利に活動を進めてください。

1.ヒュープロ | AI活用で士業・管理部門への最速転職を実現

運営会社株式会社ヒュープロ
公式サイトhttps://hupro-job.com/
主な職種税理士、公認会計士、経理、財務、労務、法務、経営企画
  • 独自のAIアルゴリズムによるマッチングで、登録から内定までのスピードが非常に速い
  • 税理士・会計事務所の公開求人数が業界No.1(公式サイトより)
  • 「試験勉強の応援」「残業少なめ」など、定性的な条件でも事務所を検索できる
  • 20代〜30代の若手層や、実務未経験・資格勉強中の層へのサポートに強い
  • エージェントの対応満足度が高く、93%以上の利用者がサービスに満足している

ヒュープロは、士業や管理部門に特化した転職エージェントであり、最新のAI技術を活用したマッチング精度の高さが最大の特徴です。

「最速転職」を掲げており、登録から内定までのスピード感が他のサービスと比較して圧倒的に早いため、忙しい税理士にとって非常に利便性が高いです。

独自のアルゴリズムが求職者のスキルや希望条件を瞬時に分析し、膨大な求人データの中から最適な企業を提案してくれます。

公開求人数は業界最大級を誇り、会計事務所や税理士法人の案件が充実しているため、実務経験を積みたい若手や資格取得を目指す層からも支持されています。

エージェントによるサポートも手厚く、面接対策や条件交渉を任せられる点も魅力です。

効率的に情報を収集し、短期間で理想の職場を見つけたい方にとって、登録必須のサービスと言えるでしょう。

2.MS-Japan | 管理部門・士業特化の決定版で求人数が圧倒的

運営会社株式会社MS-Japan
公式サイトhttps://www.jmsc.co.jp/
主な職種管理部門(経理・財務・人事・総務・法務・経営企画)、士業(公認会計士・税理士・弁護士)
  • 管理部門・士業特化型エージェントとして30年以上の実績があり、業界知名度No.1
  • 独自の非公開求人を多数保有しており、その比率は全体の90%を占める
  • 会計事務所だけでなく、上場企業やIPO準備企業の経理・財務職への紹介に強い
  • 職種別の専門アドバイザーが在籍しており、年収交渉や条件調整の手腕に定評がある
  • 全国主要都市に拠点を持ち、地域を問わず質の高い求人紹介を受けられる

MS-Japanは、管理部門と士業に特化した転職エージェントとして30年以上の実績を持つ、業界のパイオニア的存在です。

長年にわたり培ってきた企業との太いパイプを活かし、税理士法人だけでなく、上場企業や優良企業の経理・財務部門への求人を多数保有しています。

「MS-Japan」というブランド名で親しまれ、職種別の専任キャリアアドバイザーが専門的な視点から的確なアドバイスを提供します。

特に、一般事業会社の管理部門への転職支援に強みを持っており、ワークライフバランスの改善や年収アップを目指す税理士にとって頼れる存在です。

非公開求人の比率が高く、市場に出回っていない希少なポジションを紹介してもらえる可能性も高いでしょう。

安定した基盤を持つ大手企業や、成長著しいベンチャー企業の管理職候補など、幅広いキャリアパスを検討できる点が大きなメリットです。

3.レックスアドバイザーズ | 会計事務所やコンサルへの転職に強い

運営会社株式会社レックスアドバイザーズ
公式サイトhttps://www.career-adv.jp/
主な職種公認会計士、税理士、経理、財務、コンサルタント
  • 公認会計士・税理士に特化しており、専門性の高いハイクラス求人が豊富
  • 監査法人、FAS、M&Aコンサルティングなど、高付加価値業務へのキャリアパスに強い
  • シニアスタッフやマネージャークラスの転職支援実績が多く、年収アップを狙いやすい
  • 企業と求職者の双方を深く理解した丁寧なマッチングで、入社後の定着率が高い
  • 履歴書なしで相談できる「カジュアル相談」があり、情報収集段階でも利用しやすい

レックスアドバイザーズは、公認会計士や税理士の転職支援に特化したエージェントであり、プロフェッショナル層からの信頼が厚いサービスです。

会計事務所や監査法人に加え、コンサルティングファームやM&Aアドバイザーといった、高度な専門性を求められる求人に強みを持っています。

コンサルタント自身が業界の動向や業務内容を深く理解しているため、求職者のスキルを正当に評価し、キャリアアップにつながる提案をしてくれます。

特に、シニアやマネージャークラスのハイクラス求人が豊富で、年収アップやより高いレベルでの業務遂行を目指す経験者には最適です。

企業ごとの社風や内情にも詳しく、ミスマッチを防ぐための丁寧な情報提供が行われています。

4.マイナビ税理士 | 大手ならではの独占求人と対面サポート

運営会社株式会社マイナビ
公式サイトhttps://zeirishi.mynavi-agent.jp/
主な職種税理士、税理士科目合格者、会計事務所スタッフ、経理・財務
  • 人材業界大手「マイナビ」のネットワークを活かした、独占求人や好条件案件が多い
  • 一般企業や金融機関など、会計事務所以外のキャリアの選択肢も幅広く提案可能
  • キャリアアドバイザーによる親身な対面(WEB)カウンセリングで、書類添削も丁寧
  • 全国各地に拠点があり、地方での転職やUターン・Iターン転職にも完全対応
  • 繁忙期や業界動向を踏まえた適切なスケジュール管理で、無理のない転職を支援

マイナビ税理士は、人材業界大手である株式会社マイナビが運営する、税理士業界に特化した転職エージェントです。

大手ならではの圧倒的なネットワークを駆使し、独占求人や好条件の非公開求人を数多く取り扱っている点が大きな強みとなります。

キャリアアドバイザーによる対面やWEBでの丁寧なカウンセリングに定評があり、書類添削から模擬面接まで、一人ひとりに寄り添ったサポートを受けることができます。

初めて転職活動を行う方や、自分の市場価値を客観的に知りたい方にとっても、安心して相談できる環境が整っています。

会計事務所のみならず、一般企業の経理職や金融機関など、幅広い選択肢の中からキャリアを検討できる点も魅力です。

また、全国に拠点を展開しているため、地方での転職やUIターン・Iターンを希望する方にも対応可能です。

情報収集から内定後の条件交渉まで、トータルでサポートしてほしい方におすすめです。

5.ジャスネットキャリア | 会計士・税理士の生涯サポートに定評

運営会社ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
公式サイトhttps://career.jusnet.co.jp/
主な職種経理、財務、会計、税務、公認会計士、税理士
  • 公認会計士が創業したエージェントで、会計・税務・経理分野への専門性が極めて高い
  • 「一生涯、サポート宣言」を掲げ、紹介予定派遣やアルバイトなど多様な働き方を提案
  • 経理実務の動画講座やセミナーを無料で視聴できるなど、教育・スキルアップ支援が充実
  • 取引実績は7,000社以上の安心感
  • 未経験で実務経験を積みたい層から、ハイクラス層まで幅広く対応している

ジャスネットキャリアは、公認会計士が創業した会計・税務・経理・財務分野に特化した転職エージェントです。

「一生涯、サポート宣言」を理念に掲げており、単なる仕事の紹介にとどまらず、教育講座やセミナーの提供を通じて、長期的なキャリア形成を支援しています。

業界に精通したエージェントが、求職者のスキルや経験を深く理解した上で、将来の目標に合致した最適な求人を提案してくれます。

会計事務所から事業会社、コンサルティングファームまで、専門性を活かせる多様な求人を保有しており、特に実務経験者のステップアップに強いです。

また、紹介予定派遣や派遣といった柔軟な働き方の提案も可能であり、ライフステージの変化に合わせた働き方を模索する方にも適しています。

6.ビズリーチ | ハイクラス・高年収を狙うスカウト型サービス

運営会社株式会社ビズリーチ
公式サイトhttps://www.bizreach.jp/
主な職種経営幹部、管理職、専門職(税理士・会計士含む)、次世代リーダー
  • 職務経歴書を登録するだけで、優良企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く
  • 年収1,000万円以上の求人が全体の4割以上を占めるハイクラス向けサービス
  • 自分の市場価値を客観的に把握でき、受け身の姿勢でも転職活動が進められる
  • 企業と直接チャットでやり取りができるため、スピーディーな選考が可能
  • 審査制を採用しており、登録されている求人やヘッドハンターの質が担保されている

ビズリーチは、即戦力人材と企業を直接結びつけるスカウト型の転職サイトであり、ハイクラス層から高い支持を集めています。

職務経歴書を登録するだけで、興味を持った企業の採用担当者やヘッドハンターから直接スカウトが届く仕組みになっています。

年収1,000万円を超えるような高年収求人や、経営幹部候補といった重要ポジションのオファーが多く、自身の市場価値を客観的に把握するのにおすすめです。

税理士としての専門性を高く評価してくれる企業と効率的に出会えるため、特に、忙しい業務の合間を縫って転職活動を進めたい方に最適です。

また、エージェントを介さずに企業とやり取りができるため、スピーディーな選考が期待できる一方、質の高いヘッドハンターを味方につけることもできます。

受け身の姿勢でもチャンスが広がるため、今すぐの転職を考えていない場合でも、まずは登録してスカウトを待つという使い方が可能です。

7.リクルートダイレクトスカウト | エグゼクティブ層向けの求人が豊富

運営会社株式会社リクルート
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/
主な職種経営幹部、管理職、エキスパート(税理士、公認会計士、エンジニアなど)
  • リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制スカウトサービス
  • 年収800万円〜2,000万円クラスの高年収求人が中心
  • 転職決定年収平均925万円以上(※2022年度実績)
  • 匿名レジュメを公開して待つだけで、自分に興味を持ったヘッドハンターから連絡が来る
  • 顧問税理士やCFO、経営企画など、経営の中枢に関わるポジションが見つかる

リクルートダイレクトスカウトは、人材業界最大手のリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ層向けの会員制スカウトサービスです。

利用は簡単で、匿名レジュメを登録するだけで、厳選されたヘッドハンターや企業からスカウトが届く仕組みです。

思いがけない好条件のオファーを受け取る可能性があります。

ハイクラスに特化した転職エージェントですが、年収800〜2,000万円クラスの税理士や公認会計士などのエキスパート求人も多数掲載しています。

自分から求人を探す手間が省けるため、現職が多忙で転職活動に時間を割けない方でも、効率的に選択肢を広げることができます。

担当ヘッドハンターが求職者の強みを引き出し、企業に対して効果的にアピールしてくれるため、キャリアアップや大幅な年収アップを狙う場合に非常に有効です。

8.doda | 業界最大級の求人数で選択肢を広げられる

運営会社パーソルキャリア株式会社
公式サイトhttps://doda.jp/
主な職種経理、財務、企画・管理、税理士、公認会計士、その他全職種
  • 業界トップクラスの求人数を保有し、税理士事務所から一般企業まで選択肢が広い
  • 転職サイトとしての検索機能と、エージェントによる支援サービスを併用できる
  • 地方求人にも強く、都市部以外のエリアで転職を考えている人にもおすすめ
  • 企業から直接オファーが届くスカウトサービスがあり、書類選考免除などの特典も
  • 面接対策や応募書類の添削サポートが手厚く、初めての転職でも安心感がある

dodaは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントであり、税理士事務所だけでなく一般企業の管理部門への転職を考える際におすすめのサービスです。

公開求人だけでも相当な数を保有しており、未経験から応募可能な案件からハイクラスな求人まで、幅広い選択肢の中から自分に合った職場を探すことができます。

専任のキャリアアドバイザーによるサポートと、企業から直接オファーが届くスカウトサービスの両方を利用できる点が大きな特徴です。

また、地方の求人や異業種への転職にも強みを持っており、税理士資格を活かして新しいフィールドに挑戦したい方にとって、登録しておいて損はないサイトです。

職務経歴書や面接のアドバイスも実践的であり、選考通過率を高めるための手厚いフォローが期待できます。

多くの選択肢を比較検討し、可能性を最大限に広げたい方は、まずdodaに登録して情報収集を始めると良いでしょう。

9.BEET-AGENT | 管理部門・士業に特化したスカウトサービス

運営会社株式会社アシロ
公式サイトhttps://beet-agent.com/
主な職種管理部門(法務・経理・財務・人事・労務・経営企画・内部監査)
  • 年収600万円〜1,000万円以上の求人多数
  • 管理部門(経理・財務・人事など)と士業に特化したスカウト型転職サービス
  • マネージャークラスやリーダー候補の求人が多く、経験者のキャリアアップに強い
  • リモートワーク可、フレックス制など、柔軟な働き方ができる企業の求人が豊富
  • バックオフィス業務に精通したアドバイザーが在籍し、専門的な相談が可能

BEET-AGENTは、管理部門や士業に特化したスカウト型の転職サービスであり、特に経験者のキャリアアップ支援に定評があります。

経理、財務、人事、法務といったバックオフィス領域に精通しており、専門性の高い求人を効率的に見つけることが可能です。

求職者の登録情報を元に、マッチ度の高い企業やエージェントから直接スカウトが届く仕組みとなっており、忙しい業務の合間でも転職活動を進められます。

管理部門のリーダークラスやマネージャー候補といった、年収800万円以上を目指せるハイクラス案件も豊富に取り扱っています。

また、リモートワークやフレックス制度を導入している柔軟な働き方が可能な企業の求人も多く、ライフスタイルに合わせた職場選びが可能です。

自分の市場価値を客観的に把握したい方や、好条件の非公開求人に出会いたい方におすすめです。

10.ハイスタ税理士 | 税理士業界専門でマッチング精度が高い

運営会社株式会社アシロ
公式サイトhttps://hi-standard.pro/tax/
主な職種税理士、税理士科目合格者、会計事務所経験者
  • 税理士・税理士科目合格者に特化した転職エージェント
  • 求人票には載らない「所長の人柄」や「実際の残業時間」などの内部情報を提供
  • 厳選された非公開求人が中心で、高待遇な優良事務所に出会える確率が高い
  • 土日祝日や夜間の相談にも対応しており、在職中の忙しい方でも利用しやすい

ハイスタ税理士は、税理士および税理士科目合格者に特化した転職エージェントであり、業界特有の事情に精通したアドバイザーが在籍しています。

紹介される求人は厳選された非公開求人が中心となっており、一般には出回らない好条件の案件に出会える可能性が高いです。

書類作成の添削から面接対策、年収交渉に至るまで、手厚いフォローを受けられるため、初めての転職でも安心です。

納得感のある転職を実現したい方や、事務所選びに失敗したくない方にとって、非常に信頼できるサービスといえます。

11.パソナキャリア | 女性の転職や親身なサポートが評判

運営会社株式会社パソナ
公式サイトhttps://www.pasonacareer.jp/
主な職種管理部門、専門職、ハイクラス、女性リーダー、エンジニア
  • 年収800万円以上、年収アップ率61.7%
  • 年収アップ率が高く、利用者の3人に2人が年収アップを実現している
  • 利益優先ではなく求職者のキャリアを第一に考えた、親身で丁寧な対応が特徴
  • 女性の転職支援に力を入れており、産休・育休復帰やワークライフバランスを重視する人に人気
  • 独占求人や非公開求人の保有数が多く、質の高い企業を紹介してもらえる

パソナキャリアは、オリコン顧客満足度調査で長年高い評価を得ている転職エージェントであり、利用者一人ひとりに寄り添う親身なサポートが特徴です。

利益優先ではなく、求職者のキャリアプランを第一に考えた提案を行ってくれるため、無理に転職を勧めるようなことはありません。

女性の転職支援にも力を入れており、産休・育休からの復帰や、ライフイベントとキャリアの両立を目指す税理士にとっても心強い味方となります。

保有求人の質が高く、年収アップを実現した利用者の割合が高いことも、パソナキャリアの大きな強みの一つです。

税理士事務所だけでなく、大手企業の管理部門やハイクラスなポジションへの紹介実績も豊富で、幅広いキャリアパスを描くことができます。

対話を重視し、自分の希望や悩みをじっくり相談しながら転職活動を進めたい方に、最適なエージェントです。

12.JACリクルートメント | 外資系企業や高年収求人に強い

運営会社株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
公式サイトhttps://www.jac-recruitment.jp/
主な職種管理職、技術・専門職(経理・財務・税務・人事など)、外資系企業
  • 外資系企業や海外進出している日系大手企業の求人に圧倒的な強みを持つ
  • 年収600万円〜1,500万円のハイクラス求人が中心
  • 英語力を活かした国際税務やクロスボーダー案件などの求人が豊富
  • 両面型コンサルタントが企業風土や詳細な業務内容を深く把握している
  • ベテラン層や管理職経験者の転職支援実績が多く、キャリアの集大成を目指せる

JACリクルートメントは、ロンドン発祥の日系転職エージェントであり、外資系企業や海外進出企業の求人に圧倒的な強みを持っています。

年収600〜1,500万円クラスのハイクラス求人をメインに取り扱っており、キャリアアップ志向の強い税理士に適しています。

国際税務やクロスボーダーM&Aといった、英語力と税務知識の両方を活かせる専門性の高いポジションを多数取り扱っているのが魅力です。

さらに、企業担当と求職者担当を同一のコンサルタントが兼任するスタイルをとっているため、企業の文化や求める人物像について深く理解しています。

そのため、表面的な条件だけでなく、企業風土との相性まで考慮した精度の高いマッチングが期待できます。

管理職やスペシャリストとしての経験を高く評価してくれる企業が多く、年収アップを実現できる可能性が高いです。

グローバルな環境で活躍したい方や、自身の専門性を武器にさらなる高みを目指す方にとって、欠かせないパートナーとなるでしょう。

13.ミツプロ | 税理士事務所とのミスマッチを防ぐ仕組みがある

運営会社株式会社ミツカルプロフェッショナル
公式サイトhttps://mitsukaru-pro.co.jp/tax/
主な職種税理士、公認会計士、税務スタッフ、社労士
  • ブラックな労働環境の事務所を排除した「ホワイト求人」のみ掲載
  • 応募前にカジュアル面談が可能で、事務所の雰囲気を確認してから選考に進める
  • 性格診断や希望条件などのデータに基づいたマッチングで、定着率が高い
  • 事務所ごとの詳細な情報(IT化の進捗、平均年齢など)を事前に確認できる
  • 自分のペースで活動したい人に適しており、無理な勧誘がない

ミツプロは、税理士や社労士などの士業に特化した転職エージェントであり、独自の審査基準を設けている点が大きな特徴です。

掲載する事務所に対して事前に審査を行い、長時間労働が常態化しているようないわゆる「ブラック事務所」を排除する取り組みを行っています。

そのため、紹介される求人は労働環境が整備された「ホワイト」な事務所が中心となり、安心して応募することができます。

また、求職者の性格や志向性を詳細にヒアリングし、データに基づいたマッチングを行うことで、定着率が高いことも魅力です。

入社後のフォロー体制も整っており、新しい環境に馴染めるかどうか不安な方でもサポートを受けられます。

ワークライフバランスを重視したい方や、過去に職場環境で苦労した経験がある方にとって、非常に頼りになる存在です。

14.人材ドラフト | Web履歴書による入札型の転職サイト

運営会社株式会社人材ドラフト
公式サイトhttps://www.jinzai-draft.com/
主な職種税理士、税理士科目合格者、公認会計士、経理・財務担当者
  • WEB履歴書を登録すると、興味を持った会計事務所から入札(オファー)が届く仕組み
  • エージェントを介さず企業と直接やり取りができる
  • 自分の市場価値(年収、事務所からの需要)がわかる
  • 未経験者や資格勉強中の人を歓迎する求人が多く、ポテンシャル採用に強い
  • 匿名で登録できるため、現職にバレずに転職の可能性を探ることができる

人材ドラフトは、会計事務所や経理財務職に特化した転職サイトであり、企業側から入札形式でアプローチが届く独自のシステムを採用しています。

WEB履歴書を登録しておくと、興味を持った事務所や企業から指名が入るため、自分の市場価値をリアルタイムで把握することができます。

現職が忙しく、自分から積極的に求人を探す時間が取れない方でも、登録しておくだけでチャンスが広がる点がメリットです。

一般的なエージェントとは異なり、担当者が介在しないため、企業と直接やり取りを行うことができ、スピーディーな選考が可能です。

多くの会計事務所が利用しており、特に未経験者や資格勉強中の方を歓迎する求人も比較的多く見られます。

すぐに転職する予定がなくても、どのようなオファーが来るかを確認するために利用するユーザーも多くいます。

自分のペースで活動したい方や、どのような企業から需要があるのかを知りたい方に適したサービスです。

失敗しない税理士特化型エージェントの選び方・比較ポイント

失敗しない税理士特化型エージェントの選び方・比較ポイント

転職エージェントを選ぶ際には、単に知名度や登録者数だけで安易に判断するのではなく、自身が置かれている状況や目指すキャリアゴールとの適合性を慎重に見極める必要があります。

税理士業界は専門性が極めて高いため、総合型のサービスでは業界特有の事情や詳細な業務内容を十分に理解してもらえないケースが少なくありません。

また、実務経験の有無や年齢層、希望する職種によっても、利用すべきエージェントは明確に異なり、選択を誤ると希望に沿わない求人ばかりを紹介される可能性があります。

ここでは、失敗しないための具体的な選び方のポイントを4つの軸で解説します。

①専門性で選ぶ!総合型ではなく税理士特化型の求人比率を見る

転職エージェントには、あらゆる業種を扱う「総合型」と、特定の業界に絞った「特化型」の2種類が存在します。

税理士の転職においては、税理士特化型のエージェント、もしくは管理部門に特化したエージェントを選ぶことが転職成功のコツです。

総合型は求人数の総数は多いものの、税理士事務所や専門的な経理職の求人比率が低く、担当者が税務用語や業務フローを十分に理解していない場合があります。

対して特化型のエージェントは、業界の動向や繁忙期の事情、科目合格の価値、求められるスキルセットに精通しており、話がスムーズに通じるという大きな利点があります。

また、特化型エージェントは会計事務所との長年の信頼関係を築いていることが多く、一般には公開されていない独自の独占求人を保有している可能性が高いです。

WEBサイトを確認し、税理士や会計事務所向けの特集が組まれているか、専門のキャリアアドバイザーが在籍しているかを必ずチェックし、専門性の高いサービスを優先的に利用するようにしてください。

②キャリアで選ぶ!実務未経験かハイクラスかで得意なエージェントが異なる

エージェントによって、得意とするターゲット層や保有している求人のレベル感は大きく異なります。

実務未経験者や税理士試験の受験生であれば、ポテンシャル採用を行う事務所の求人を多く持ち、研修制度や資格取得支援に詳しいエージェントを選ぶ必要があります。

一方で、既に税理士としての実務経験が豊富にあり、マネジメント職や高度な専門業務へのキャリアアップを目指す場合は、ハイクラス求人に特化したエージェントを利用すべきです。

ハイクラス向けのエージェントに未経験者が登録しても、紹介できる案件がないと断られるケースがほとんどです。

さらに、経験者が若手向けのエージェントを利用すると、年収や業務レベルが希望に満たない案件ばかり紹介されるミスマッチが生じます。

各エージェントの公式サイトには「未経験歓迎」「年収800万円以上」「管理職候補」といった特徴や実績が記載されています。

自分の現在のスキルレベルと次のキャリアで目指すポジションを明確にし、その領域を得意とするエージェントを使い分けることが、効率的な転職活動には不可欠です。

③目的で選ぶ!会計事務所か一般企業か、保有求人の内容を確認する

税理士の活躍の場は、従来の会計事務所や税理士法人にとどまらず、一般企業の経理・財務部門やコンサルティングファームへと広がっています。

転職の目的が「会計事務所でのパートナー就任や独立開業に向けた修行」なのか、それとも「事業会社でのワークライフバランスの改善や経営への参画」なのかによって、選ぶべきエージェントは変わります。

例えば、会計事務所への転職を目指すのであれば、事務所ごとの雰囲気や所長の方針に詳しい税理士業界専門のエージェントが最適です。

一方で、一般事業会社のインハウス税理士を目指すのであれば、企業の管理部門とのパイプが太いエージェントや、大手企業の求人を網羅している総合型のエージェントの併用が有効です。

転職エージェントによっては「会計事務所の求人は多いが企業の求人は少ない」あるいはその逆というケースがよくあります。

登録前に公開求人を検索し、自分が志望する業種や職種の求人がどの程度掲載されているかを確認することで、希望するキャリアパスを実現できる可能性が高いサービスを見極めることができます。

④相性で選ぶ!スピード重視のAIかサポート重視の対面かスタイルを重視

転職活動における優先順位や求めるサポートのスタイルも、エージェント選びの重要な判断基準となります。

仕事が忙しく時間が取れない方や、効率的に多くの求人を見たい方は、AI技術を活用したマッチングシステムを持つ「スピード重視」のエージェントがおすすめです。

こうしたサービスでは、登録した条件に基づいて自動的に求人が提案されるため、スピーディーに選考を進めることができます。

一方で、自分のキャリアプランに迷いがある方や、書類作成や面接に不安がある方は、専任のキャリアアドバイザーがつく「サポート重視」のエージェントを選ぶべきです。

対面やオンラインでのじっくりとした面談を通じて、強みの棚卸しや将来の方向性の相談、面接ごとの詳細なアドバイスを受けることができます。

また、スカウト型サービスを利用して、企業からのオファーを待つというスタイルも選択肢の一つです。

自分が転職活動において何を最優先したいのか、どの程度のサポートを必要としているのかを整理し、自分との相性が良いサービスを選ぶことが、ストレスのない転職活動につながります。

税理士向け転職エージェントを利用するメリット

税理士向け転職エージェントを利用するメリット

税理士が転職活動を行う際、ハローワークや求人サイトからの直接応募ではなく、転職エージェントを利用することには数多くのメリットが存在します。

ここでは、エージェントを利用することで得られる具体的な5つのメリットについて解説します。

メリット①自身の市場価値やキャリアの可能性を客観的に把握できる

転職活動を始めるにあたり、自分自身の市場価値を正確に把握することは非常に困難なものです。

しかし、転職エージェントを利用することで客観的な視点からの評価を得ることができます。

キャリアアドバイザーは、数多くの税理士の転職支援実績と最新の市場データを保有しているため、あなたの経歴やスキルセットが現在の市場でどの程度の年収で評価されるか、具体的な相場観を教えてくれます。

また、自分では思いつかなかったようなキャリアパスや、経験を活かせる意外な業界・職種を提案してもらえることも大きなメリットです。

例えば、会計事務所での経験が、コンサルティングファームやスタートアップ企業のCFO候補として高く評価されるといった気づきを得られるケースも少なくありません。

独りよがりな判断ではなく、プロの視点を交えてキャリアの棚卸しを行うことで、自分の強みを再認識し、より高い目標に向かって自信を持って挑戦できるようになります。

自身の可能性を広げ、納得感のあるキャリア選択をするために、まずは客観的な意見を聞くことから始めてみましょう。

メリット②一般公募されていない好条件の非公開求人に出会える

転職エージェントを利用するメリットとして、一般の求人サイトやホームページには掲載されていない「非公開求人」を紹介してもらえることも挙げられます。

企業や会計事務所が求人を非公開にする理由には、応募の殺到を避けるため、競合他社に採用戦略を知られたくないため、あるいは極秘プロジェクトに関わる重要ポジションであるためなどさまざまです。

こうした非公開求人は、公開求人に比べて年収が高かったり、待遇や労働環境が優れていたりする「好条件」であるケースが非常に多いです。

転職エージェントは、登録した求職者のスキルや経験が企業の求める要件に合致していると判断した場合にのみ、これらの特別な求人を開示して紹介してくれます。

自力での求人検索では絶対に出会えない選択肢にアクセスできることは、転職活動における圧倒的なアドバンテージとなります。

より質の高い求人、自身のキャリアを飛躍させるチャンスを掴むためには、転職エージェントへの登録がおすすめです。

メリット③事務所の内情(雰囲気・離職率など)を事前に知れる

求人票や企業のWEBサイトを見るだけでは、実際の職場の雰囲気や人間関係、労働環境の実態までは把握できません。

しかし、転職エージェントを利用すれば、担当者が実際に企業や事務所を訪問して得た「生の情報」を事前に知ることができます。

例えば、所長の人柄や経営方針、働いている職員の年齢層や男女比、職場の雰囲気(静かか賑やかか)、そして最も気になる離職率や繁忙期の実際の残業時間など、表には出にくい内情を教えてもらえます。

特に税理士業界には、いまだに長時間労働が常態化している事務所や、人間関係が複雑な事務所も存在するため、こうした内部情報はブラック事務所を回避するためには非常に有効です。

また、過去にそのエージェント経由で入社した人がいれば、その後の活躍状況や満足度といったリアルな口コミを聞ける場合もあります。

入社後の「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを防ぎ、長く安心して働ける職場を見つけるために、エージェントの情報力は非常に役立ちます。

メリット④年収交渉や入社日の調整など言いにくい交渉を代行してもらえる

転職活動の最終局面において、多くの人が頭を悩ませるのが、年収などの条件交渉や入社日の調整といったデリケートなやり取りです。

特に、自分から「もっと給料を上げてほしい」とは言い出しにくく、相手の提示した条件をそのまま受け入れてしまい、後悔するケースも少なくありません。

転職エージェントを利用すれば、こうした言いにくい交渉をキャリアアドバイザーが代行してくれます。

彼らは交渉のプロであり、あなたのスキルや市場価値を根拠に、企業側と対等な立場で条件面のすり合わせを行ってくれます。

その結果、自分で行うよりも年収アップを実現できる可能性が高まり、より良い待遇で新しいスタートを切ることが可能です。

また、現職の退職交渉が難航した場合の入社日の延期交渉や、内定を辞退する際の連絡なども任せることができるため、精神的な負担を大幅に軽減できます。

条件面での妥協をせず、かつ円満に転職プロセスを進めるために、エージェントの交渉力は非常に頼りになります。

メリット⑤職務経歴書の添削や模擬面接で選考通過率を高められる

書類選考や面接は、転職活動における最大の関門ですが、エージェントのサポートを受けることで通過率を高めることが可能です。

キャリアアドバイザーは、採用担当者が応募書類のどこを見ているか、どのようなキーワードに反応するかを熟知しています。

そのため、単に経歴を羅列するだけでなく、あなたの強みや実績が相手に効果的に伝わるよう、職務経歴書の構成や表現をプロの視点で添削してくれます。

また、面接対策においては、想定される質問への回答準備だけでなく、模擬面接を通じて話し方や態度のフィードバックを受けることが可能です。

特に、過去のその企業での面接で実際に聞かれた質問事例などの情報を持っていることが多く、傾向と対策を練った上で本番に臨むことができます。

選考に不安がある方こそ、エージェントのノウハウを最大限に活用すべきです。

税理士向け転職エージェントのデメリットと注意点

税理士向け転職エージェントのデメリットと注意点

転職エージェントは非常におすすめのサービスですが、利用にあたってはいくつかのデメリットや注意すべき点も存在します。

転職エージェントに「使われる」のではなく、転職エージェントを「使いこなす」ために、知っておくべき3つのデメリットと対策について解説します。

デメリット①担当者の知識不足や相性が合わないケースがある

転職エージェントの満足度は、担当するキャリアアドバイザーの質に大きく左右されるうえ、運が悪ければ知識不足の担当者や相性の悪い担当者に当たる可能性があります。

特に、総合型のエージェントや経験の浅いアドバイザーの場合、税理士業界特有の専門用語や業務内容(巡回監査、資産税、組織再編など)を正しく理解していないことがあります。

担当者によっては、こちらの意図が伝わらず、的外れな求人を紹介されたり、キャリア相談に対する回答が表面的なものにとどまったり、ストレスを感じることがあるかもしれません。

また、性格的な相性も重要で、高圧的な態度をとる人や、連絡の頻度やタイミングが合わない人など、コミュニケーションが円滑にとれない場合もあります。

もし担当者に対して不満や不安を感じた場合は、我慢して付き合い続ける必要はありません。

転職エージェントの窓口に連絡して担当者の変更を申し出ることは可能です。遠慮せずに自分に合った担当者を見つけることが、転職成功への第一歩となります。

デメリット②希望条件と異なる求人を強引に紹介されることがある

転職エージェントによっては、求職者の希望条件よりも、自社が紹介したい求人や採用されやすい求人を優先して紹介してくる場合があります。

これは、採用決定時に企業から報酬を受け取れるという成功報酬型であるからです。

そのため、転職エージェント側は、少しでも早く確実に内定が出そうな案件に応募してもらいたいと考えます。

その結果、「残業が少ない事務所が良い」と伝えているのに、「成長できる環境」という言葉でごまかして激務の事務所を勧められたり、希望していない異業種の求人を強引に推されたりすることがあります。

また、採用枠を埋めるために、大量採用を行っている離職率の高いブラック事務所を紹介されるリスクもゼロではありません。

紹介された求人に対して違和感を覚えた場合は、なぜその求人が自分に合っているのか根拠を聞いてみて、納得できなければきっぱりと断る勇気を持つことが重要です。

あくまで転職するのは自分自身であり、エージェントの都合に流されて安易に応募を決めないよう、自分の軸をしっかりと持つ必要があります。

デメリット③自分のペースよりも応募や決断を急かされる場合がある

転職活動を自分のペースでじっくり進めたいと考えていても、転職エージェントから応募や内定承諾を急かされるケースがあります。

「この求人は人気ですぐに埋まってしまう」「今すぐ決断しないとチャンスを逃す」といった言葉でプレッシャーをかけられることもあるでしょう。

これは、転職エージェント側に月間の売上目標やノルマがある場合や、企業側から早く人材を紹介するよう催促されている場合に起こりやすい現象です。

また、複数のエージェントを利用している場合、他社で決まる前に自社で決めてもらおうとして囲い込みを行うこともあります。

急いで転職する必要がある場合はスピード感がメリットになりますが、慎重に検討したい場合には大きなストレス要因となります。

自分の希望するスケジュール感や、現職の状況をあらかじめ明確に伝えておき、こちらのペースを尊重してもらえるよう相談しておくことが大切です。

税理士の転職市場とは?税理士の年収事情やアップダウンの傾向を解説

税理士の転職市場とは?税理士の年収事情やアップダウンの傾向を解説

2026年現在、税理士の転職市場は慢性的な人材不足により、超売り手市場が続いています。

有効求人倍率は高水準で推移しており、特に実務経験者や若手ポテンシャル層への需要は極めて高い状況です。

しかし、全ての税理士の年収が一律に上昇しているわけではなく、勤務先や保有スキルによる格差が拡大している点には注意が必要です。

ここでは、最新の年収相場や年収に影響を与える要因について詳しく解説します。

①税理士の平均年収は約856万円!年齢・経験別の相場観を紹介

税理士の平均年収は、厚生労働省の統計によると約856万円とされています。
(参照:令和6年賃金構造基本統計調査|政府の総合窓口 e-Stat

しかし、この数値には給与水準の高い「公認会計士」や「大手監査法人勤務者」が含まれており、一般的な税理士事務所勤務の実感値とは差がある点に注意が必要です。

実際には、年齢や経験年数、勤務する事務所の規模によって相場は大きく変動します。

20代の実務未経験者の場合、一般的な会計事務所では年収250〜350万円程度からスタートするのが現実的です。

ただし、大学院修了者や5科目合格者、あるいはBig4などの大手税理士法人に入社できた場合に限り、350〜450万円程度からのスタートが期待できます。

実務経験を積み、一人で決算や巡回監査を完結できるスキルが身につく30代では、500〜700万円前後へと順調に上昇します。

さらに、マネジメントを任される40代以降では800〜1,000万円を超えるケースも出てきますが、これは管理職や高度専門職に限られる傾向で、一般スタッフ職の場合は600〜700万円程度で頭打ちになることも多いです。

また、勤務先が従業員1,000人規模の大手法人か、少人数の個人事務所かによって、平均年収には200万円以上の開きが生じることが統計的にも明らかです。

自身のキャリアプランと経済的な目標を照らし合わせ、どのフィールドで経験を積むべきかを慎重に検討する必要があります。

②年収アップしやすい転職先は?大手・外資・コンサルがおすすめ

年収アップを最優先に転職を考える場合、ターゲットとすべきは次の求人です。

  • 大手税理士法人
  • 外資系企業
  • コンサルティングファーム

Big4をはじめとする大手税理士法人は、元々の給与ベースが高く設定されており、国際税務やM&Aといった高度な専門業務に関わることで、30代で年収1,000万円に到達することも珍しくありません。

また、外資系企業の日本法人におけるTaxマネージャーやインハウス税理士のポジションは、英語力という付加価値が加わるため、極めて高い報酬が提示される傾向にあります。

さらに、税務知識をベースに経営コンサルティングを行うファームでは、成果主義が徹底されていることが多く、実力次第で青天井の収入を得ることも可能です。

これらの職場では求められるスキルやプレッシャーも相応に高くなりますが、自身の専門性を武器に経済的な成功を掴みたいと考える上昇志向の強い税理士にとっては、挑戦する価値のある魅力的な選択肢と言えるでしょう。

③年収が下がる可能性がある転職先は?独立・地方・異業種は慎重に

転職によって一時的あるいは長期的に年収が下がる可能性があるケースも存在するため、注意が必要です。

最も典型的な例は、都心部から地方の会計事務所へ転職する場合であり、地域の賃金相場に合わせて給与設定が下がることは避けられません。

また、将来の独立開業を見据えて、あえて小規模な個人事務所に転職する場合も、修行期間として割り切って年収ダウンを受け入れる必要があります。

個人事務所では、大手のように組織化された分業体制ではなく、記帳代行から確定申告まで全ての業務を一人でこなす力が求められますが、給与原資となる顧問料単価が低いため、高給は望みにくいのが現実です。

さらに、未経験の異業種へキャリアチェンジする場合も、税理士としての専門性が直接評価されにくい職種であれば、新人並みの給与からリスタートとなる可能性があります。

目先の年収だけでなく、将来得られるスキルやライフスタイルの変化を含めたトータルな視点で判断することが重要です。

④スキルや経験以外で年収に影響する要因はある?役職・英語力で変わる

年収を決定づける要素は、税務の実務経験や知識の深さだけにとどまらず、組織内での役割や付加価値となるスキルが大きく影響します。

特に年収1,000万円以上のハイクラス層を目指す上で不可欠なのが、マネジメント能力です。

自分一人で業務を完結させるだけでなく、部下の指導育成やチーム全体の進捗管理、売り上げ目標の達成に責任を持つ「マネージャー」や「パートナー」といった役職に就くことで、報酬は跳ね上がります。

また、グローバル化が進む現代においては、英語力も強力な武器となります。

TOEIC800点以上やビジネスレベルの英会話能力があれば、外資系クライアントや海外支社とのやり取りが可能となり、対応できる人材が少ない希少性から、年収相場は100万〜200万円ほど上乗せされることも珍しくありません。

単なる作業者としての税理士から脱却し、組織運営や語学といったプラスアルファの価値を提供できる人材になることが高収入を目指すために必要です。

転職エージェントを活用して転職を成功させるためのポイント

転職エージェントを活用して転職を成功させるためのポイント

転職エージェントは、登録すれば自動的に成功が約束されるものではなく、賢く使いこなすための戦略が不可欠です。

彼らもビジネスとして活動しているため、求職者の熱意や対応の良し悪しによって、提供する求人の質や優先順位を変えることが現実にあります。

数多くのライバルの中から「この人を優先的に支援したい」と担当者に思わせることができれば、好条件の非公開求人をいち早く紹介してもらえる可能性が高まります。

ここでは、エージェントの機能を最大限に引き出し、有利に選考を進めるための具体的な活用ポイントを解説します。

ポイント①総合型と特化型など複数のエージェントを併用して比較する

転職活動を成功させるためには、一つのエージェントに依存するのではなく、2〜3社の異なるタイプのエージェントを併用することが鉄則です。

「総合型」は求人数が圧倒的に多く、異業種の管理部門など幅広い選択肢を提案してくれる一方、「特化型」は業界の裏事情に精通しており、専門性の高いマッチングが期待できます。

複数のエージェントに登録することで、それぞれの独占求人をカバーできるだけでなく、提示される求人の質や担当者の実力を比較検討することが可能になります。

もし一つのエージェントから「あなたの経歴では紹介できる求人がない」と言われても、別のエージェントでは歓迎されるケースも多いです。

セカンドオピニオンを利用する感覚で複数の転職エージェントを利用することは、自身の市場価値を客観的に把握するために必要です。

ポイント②転職希望時期は「すぐにでも」と伝えて優先度を上げてもらう

エージェントとの面談時に必ず聞かれる「転職希望時期」に対する回答は、自分へのサポート優先度を決める極めて重要な要素です。

エージェントは成果報酬型のビジネスモデルであり、求職者が企業に入社して初めて報酬が発生するため、内定までの期間が短い「すぐにでも転職したい人」を優先的に対応する傾向があります。

たとえ情報収集段階であっても、「良い求人があればすぐにでも面接に行きたい」という前向きな姿勢を見せておくことが、質の高い求人を優先的に回してもらうためのコツです。

逆に「半年後くらいに」「まだ迷っている」と伝えてしまうと、後回しにされてしまい、連絡頻度が下がったり、売れ残りの求人しか紹介されなかったりするリスクがあります。

嘘をつく必要はありませんが、エージェントを動かすためには、高い転職意欲をアピールし続けることが不可欠です。

ポイント③経歴やスキル・転職理由は嘘をつかず正直に共有する

自分を良く見せたいという焦りから、経歴や保有スキル、転職理由について嘘をついたり、話を盛ったりすることは絶対にしてはいけません。

転職エージェントはプロですので、矛盾点はすぐに見抜かれますし、仮に転職できたとしても、虚偽の情報に基づいて紹介された企業に入社すれば、実力不足で早期離職につながるかもしれません。

特に、ネガティブな転職理由や過去の休職歴などは隠したくなりますが、正直に伝えることで、それを面接でどのようにポジティブに変換して伝えるべきか、プロのアドバイスを受けることができます。

信頼関係こそがエージェント活用の土台であることを忘れず、ありのままの自分を共有するようにしましょう。

ポイント④担当者からの連絡には素早く返信し熱意をアピールする

担当キャリアアドバイザーからのメールや電話に対して、レスポンスを早くすることは、単なるマナー以上の意味を持ちます。

人気の高い優良求人は早い者勝ちであることが多く、連絡が取れない間に募集が終了してしまうことも珍しくありません。

また、担当者は同時に数十人の求職者を抱えているため、返信が早い人ほど「記憶に残る」「仕事ができそう」という好印象を持ち、案件紹介の優先順位を上げる傾向があります。

逆に、返信が数日遅れるようなことが続くと、「転職への意欲が低い」「入社しても連絡がルーズでトラブルになるかもしれない」と判断され、徐々にサポートが手薄になっていくものです。

即レスが難しい場合でも、「確認して◯時までに連絡します」と一報入れるだけで印象は大きく変わります。

ポイント⑤推薦文を確認し、質の低い担当者は変更を申し出る

転職エージェントが作成する推薦文を確認し、質が低いと感じる場合は担当者の変更を申し出るのも選択肢のひとつです。

推薦文とは、企業に応募する際、転職エージェントが履歴書と一緒に作成・送付してくれる文章のことです。

その推薦文の質によって書類選考の通過率を左右することがあり、優秀な担当者であれば、あなたの強みや人柄を魅力的にアピールしてくれます。

一方で、経歴をそのまま書き写しただけの薄い内容の推薦文を送る担当者も存在します。

面接に進めないことが続く場合は、担当者に「どのような推薦文を送っているか確認させてほしい」と依頼し、内容をチェックすることをおすすめします。

もし内容が不十分だと感じたり、そもそも担当者との相性が悪い、業界知識が乏しいと感じたりした場合は、遠慮なく担当者の変更を申し出てください。

転職エージェント会社にとって担当変更は日常的なことであり、あなたの人生がかかった転職活動を妥協して進める必要は全くありません。

転職に失敗しない!相性のいい税理士事務所や企業の見極め方

転職に失敗しない!相性のいい応募先の見極め方

求人票の条件だけで転職先を選んでしまうと、入社後に深刻なミスマッチに直面するリスクがあります。

特に税理士業界は、所長の個性が色濃く反映される組織が多く、事務所ごとに風土や将来性が大きく異なるため、慎重な見極めが必要です。

ここでは、応募先を評価する際に必ずチェックすべき5つの視点を紹介します。

①所長の年齢や後継者不在のリスクを確認する

中小規模の会計事務所へ転職する場合、所長の年齢と後継者の有無は、事務所の存続に関わる極めて重要なチェックポイントです。

税理士業界では経営者の高齢化が進んでおり、70代や80代の所長が現役で仕切っている事務所も少なくありません。

もし後継者が決まっていない場合、所長の引退とともに事務所が廃業したり、他の税理士法人に吸収合併(M&A)されたりするリスクがあります。

合併されると、給与体系や使用する会計ソフト、職場の雰囲気がガラリと変わり、最悪の場合はリストラの対象になる可能性も否定できません。

面接時に直接聞きにくい場合は、エージェントを通じて「事業承継の計画はあるか」「次期代表は決まっているか」を確認してもらうことで、数年後に職を失うリスクを回避することができます。

②事務所・企業が抱えるクライアントの業種構成に偏りがないか確認する

事務所が抱えるクライアントの業種構成を知ることは、転職成功に大切な要素です。

例えば、飲食業や建設業、あるいは医療法人などに特化している事務所であれば、景気変動のリスクをダイレクトに受けやすいという側面があります。

情勢や法改正によって特定の業界が不況に陥った際、クライアントの大半がその業界だと、事務所自体の経営が傾き、賞与カットや給与遅配につながる恐れがあります。

しかし、特定の業種に特化したいという希望があれば、その分野の深い専門知識が身につけることが可能です。

また、逆に多種多様な業種の顧問先を持つ事務所であれば、リスク分散が効いており経営が安定しているだけでなく、様々なビジネスモデルに触れることで汎用的な税務知識を養えるメリットがあります。

「主な顧問先はどのような業種か」を確認し、偏りのリスクを理解した上で選ぶようにしましょう。

③IT化・デジタル化への対応状況と業務効率を確認する

事務所のIT化への対応状況は、日々の業務効率や残業時間に直結するだけでなく、その事務所が将来にわたって存続できるかに関わる要素です。

いまだに紙の帳簿を手入力していたり、連絡手段が電話とFAX中心だったりする事務所では、非効率な作業に追われ、税理士としてのスキルを高めるための時間を割くことができません。

クラウド会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)の導入率や、チャットツールの活用、デュアルディスプレイの支給といったデジタル環境の整備状況を確認することは必須です。

新しい技術を積極的に取り入れようとする姿勢がある事務所は、生産性が高く、リモートワークなどの柔軟な働き方にも理解がある傾向が強いため、ワークライフバランスを重視する方にとっても働きやすい環境と言えます。

④職員の定着率や年齢構成のバランスをチェックする

職員の定着率や年齢構成は、その職場の働きやすさを表す指標です。

常に求人を出している、あるいはホームページの職員紹介が頻繁に入れ替わっている事務所は、人がすぐに辞めてしまう劣悪な労働環境である可能性が極めて高いです。

また、年齢構成がいびつな事務所にも注意する必要があります。

例えば、ベテランの高齢職員と入社したばかりの若手しかおらず、30代〜40代の中堅層がごっそり抜けている場合、中堅層が定着しない何らかの理由(給与が上がらない、所長のパワハラなど)があると考えられます。

逆に、各年代がバランスよく在籍し、勤続10年以上の職員もいるような事務所は、教育体制が整っており、長く安心して働ける環境と言えるでしょう。

面接の際にオフィスの様子を観察し、職員の表情や年齢層をチェックすることも有効です。

⑤繁忙期の残業時間や休日出勤の実態を聞き出す

税理士業界には確定申告時期(2月〜3月)や決算期(5月など)といった繁忙期が存在しますが、その時期の働き方は事務所によって天と地ほどの差があります。

「繁忙期は忙しい」という曖昧な言葉で片付けるのではなく、具体的な数値として実態を把握することが重要です。

例えば、

  • 繁忙期の月間平均残業時間は何時間か
  • 土日祝日の出勤はあるか
  • 土日出勤がある場合は振替休日は取れるか
  • 終電帰りが続くことはあるか

といった質問を投げかけてみましょう。

ホワイトな事務所であれば、業務効率化や業務量の調整によって、繁忙期でも常識的な残業時間に抑えられているケースも増えています。

転職エージェント経由であれば、過去の入社者からの情報をもとに実情を教えてもらえるため、入社してから後悔することのないよう、事前のリサーチを徹底してください。

税理士が転職エージェントを利用する際の流れ

税理士が転職エージェントを利用する際の流れ

転職エージェントの基本的な流れは次のとおりです。

ここからは、実際にエージェントを利用して転職を成功させるまでの具体的な手順を6つのステップに分けて解説します。

全体像を把握し、どのタイミングでどのような準備が必要になるかを理解しておくことで、余裕を持って活動に臨むことができるようになります。

STEP1.公式サイトからの会員登録(PC・スマホ)

転職活動の第一歩は、各エージェントの公式サイトにある専用フォームから会員登録を行うことから始まります。

登録手続き自体はパソコンやスマートフォンから24時間いつでも可能であり、氏名や連絡先といった基本情報に加えて、保有資格や現在の年収などを入力するだけで完了します。

所要時間は数分程度で済むことが多く、職務経歴書や履歴書などのデータが手元になくても、まずは簡易登録だけでサービスを利用開始できる転職エージェントがほとんどです。

登録完了後は、担当者から本人確認や面談日程の調整に関する連絡が電話やメールで届く流れになります。

複数の転職エージェントを利用する場合は、それぞれのサイトで登録作業が必要になりますが、より多くのチャンスを得るためには手間を惜しまず複数登録がおすすめです。

サービスの利用料は基本的に無料ですので、まずは気軽に登録して情報収集の入り口を確保することから始めてください。

STEP2.キャリアアドバイザーとの面談・キャリアカウンセリング

登録後は、担当となるキャリアアドバイザーとの面談(キャリアカウンセリング)が実施されます。

近年ではオフィスに訪問する対面形式だけでなく、ZoomやTeamsなどを活用したオンライン面談や電話面談が主流となっており、仕事の合間や帰宅後の時間を有効活用できます。

面談では、これまでの職務経歴や保有スキル、得意分野といった現状の棚卸しを行うとともに、転職先に求める条件や将来のキャリアプランについて詳細に話し合うことが可能です。

「年収を上げたい」「科目合格のための勉強時間を確保したい」「将来は独立したい」など、自分の希望を正直に伝えることが、精度の高いマッチングを実現するためには不可欠です。

まだ具体的な方向性が定まっていなくても、プロの視点からアドバイスをもらうことで、自身の市場価値や目指すべき道筋が明確になることも多々あります。

リラックスして本音で話し、信頼関係を築くための第一歩として位置づけてください。

STEP3.求人紹介・選定と応募企業の決定

面談後、詳細なヒアリング内容に基づき、キャリアアドバイザーが保有している膨大なデータベースの中から、希望条件やスキルに合致する求人を厳選して紹介してくれます。

紹介される求人は、一般の求人サイトで公開されているものだけでなく、転職エージェント独自の「非公開求人」が含まれていることが大きな特徴です。

求人票には記載されていない詳細な情報、例えば職場の雰囲気や実際の残業時間、所長の人柄、募集背景などの内部事情についても、この段階で詳しく教えてもらうことができます。

提案された求人には全て応募しなければならないわけではなく、内容をじっくりと検討し、興味がある企業だけを選んで応募の意思を伝えれば問題ありません。

もし希望に合わない求人を紹介された場合は、遠慮せずに理由を伝えて断ることで、次回以降の紹介精度を高めることができます。

STEP4.応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成と添削

応募する企業が決まったら、次は履歴書と職務経歴書の作成に取り掛かります。

転職エージェントの添削サポートを受けることで、書類の完成度を飛躍的に高めることが可能です。

税理士の転職においては、単に業務内容を羅列するだけでなく、過去に担当したクライアントの規模や業種、使用できる会計ソフト、具体的な実績などを分かりやすくアピールすることが大切です。

また、キャリアアドバイザーは、採用担当者が書類のどこに注目しているかを熟知しているため、あなたの強みが効果的に伝わるような構成や表現のアドバイスを行ってくれます。

特に、自己PRや志望動機の書き方に悩む場合でも、客観的な視点からあなたの魅力を言語化する手助けをしてくれるため、説得力のある書類を作成することが可能です。

また、転職エージェントによっては、企業ごとにカスタマイズした推薦文を作成し、応募書類と一緒に提出してくれることもあります。

STEP5.書類選考・面接日程の調整と面接対策

応募書類を提出して無事に書類選考を通過すると、採用面接へと進みます。

現職中の転職活動において最も面倒なのが、複数の企業との面接日程の調整ですが、転職エージェントが間に入って企業側とスケジュールを調整してくれるため、手間を大幅に省くことができます。

そして何より重要なのが、本番に向けた面接対策です。

転職エージェントは過去のデータから、その企業でよく聞かれる質問や、好まれる人物像、面接官の特徴といった貴重な情報を把握しています。

これらの情報を元に、模擬面接を実施したり、回答内容のブラッシュアップを行ったりすることで、万全の準備を整えて本番に臨むことができます。

特に、退職理由や志望動機といった答えにくい質問に対しても、ネガティブな印象を与えないような回答方法を指導してもらえる点は大きなメリットです。

面接当日の服装やマナーについてもアドバイスを受けられるため、久しぶりの面接で不安な方でも自信を持って当日を迎えることができます。

STEP6.内定獲得・条件交渉・退職・入社手続き

最終面接を通過し、企業から内定を獲得した後は、条件交渉や退職・入社手続きを行います。

転職エージェントを利用していれば、年収や入社日、待遇面に関する条件交渉などを代行して行ってくれます。

自分からは直接言い出しにくい「年収アップ」の要望も、転職エージェントがあなたの市場価値や他社の選考状況を根拠に交渉してくれるため、納得のいく条件で働ける可能性が高いです。

提示された条件に合意し、内定を受諾した後は、現職の退職手続きを進める必要があります。

現職で引き留めにあってなかなか辞められない場合や、円満退社に向けた手順が分からない場合でも、転職エージェントが具体的なアドバイスやサポートを提供してくれます。

また、入社後も、何か困ったことがあれば相談に乗ってくれる転職エージェントも多く、長期的なキャリアパートナーとして安心して利用することが可能です。

税理士の転職・エージェント利用に関するよくある質問

転職エージェントを使わないほうがいい人はいますか?

自己応募したい人、自分のペースで進めたい人などです

例えば、知人や先輩税理士からの紹介ですでに転職先が決まっている場合(リファラル転職)は転職エージェントを使う必要がありません。

また、入りたい事務所が明確で直接応募したほうが熱意が伝わると判断できる場合も、転職エージェントを介する必要はありません。

そのほか、自分のペースでゆっくりと求人を探したい人や、他人の意見に左右されずに全ての判断を自分一人で行いたい人にとっては、転職エージェントからの連絡や提案が煩わしく感じられることもあります。

税理士試験の勉強中・科目合格前でも利用できますか?

利用できます

近年は若手の人材不足が深刻化しているため、ポテンシャルを重視して科目合格者や勉強中の人を積極的に採用したいと考える事務所が急増しています。

転職エージェント側もそうした市場のニーズを理解しており、受験生向けの求人を多数保有しています。

ヒュープロのように、資格取得を応援する求人を特集している転職エージェントもあるため、現在の職場環境では勉強時間の確保が難しいと感じているなら、早めに相談してみることをおすすめします。

40代・50代のベテラン税理士でも転職は可能ですか?

可能です

税理士業界は平均年齢が高く、経験豊富な即戦力人材に対する需要は常に底堅いものがあります。

特に、豊富な実務経験に加え、部下の指導や組織マネジメントの経験がある場合、あるいは資産税や国際税務といった特定の専門分野に強みを持っている場合は、管理職やパートナー候補として高く評価されます。

ただし、20代や30代と比較すると求人の絶対数は限られる傾向にあるため、シニア層の転職に強いレックスアドバイザーズや、管理部門に特化したMS-Japanなどを利用するのがおすすめです。

今の事務所や会社にバレずに転職活動できますか?

可能性はゼロではありませんが、リスクを最小限に抑えられます

転職エージェントには職業安定法による守秘義務が課せられており、登録された個人情報や転職活動の事実を、本人の同意なく外部に漏らすことは法律で固く禁じられています。

応募先の企業に対しても、選考が進むまでは個人名が特定されないように匿名でプロフィールを公開する仕組み(スカウトサービスなど)を採用しているケースが多く、プライバシー管理は徹底されています。

また、面接日程の調整や企業との連絡も全てエージェントが窓口となって行うため、勤務中に直接企業から電話がかかってくるといった事態も防げます。

ただし、会社のメールアドレスや電話番号を登録したり、社用PCで転職サイトを閲覧したりすると、そこから発覚する恐れがあるため、十分に注意してください。

転職エージェントを利用すると内定が出にくくなる噂は本当ですか?

真実とは限りません

確かに、企業は転職エージェントに対して成功報酬(一般的に年収の30〜35%程度)を支払う必要があります。

しかし、企業はそれを承知の上で転職エージェントに求人を依頼しています。

企業側にとっては、自社にマッチしない人材を採用してしまうリスクや、採用活動にかかる手間と時間を考えれば、転職エージェントを利用するメリットは大きいのです。

特に、税理士のような専門職においては、スキルや経験が企業の求める要件に合致しているかが最優先されるため、紹介手数料の有無だけで合否が決まることは稀です。

むしろ、転職エージェントの推薦があることで信頼性が増し、書類選考を通過しやすくなるというプラスの側面のほうが大きいと言えます。

相談だけの利用や、良い求人があれば検討するという使い方はOKですか?

可能です

「今すぐ転職するつもりはないけれど、話だけ聞いてみたい」「良い求人があれば考えたい」というスタンスでの利用も、転職エージェントでは歓迎されます。

転職エージェント側も、優秀な人材とは早い段階から接点を持っておきたいと考えており、長期的な視点でキャリア形成をサポートしてくれるサービスが増えています。

まずはキャリア相談として登録し、現在の自分の市場価値を確認したり、業界の動向や今後のキャリアパスについてアドバイスをもらったりしましょう。

税理士の転職に有利な時期(繁忙期・閑散期)はいつですか?

一般的には12月〜5月ごろです

個人の確定申告や4月決算企業の申告業務が集中するため、12月〜5月までは繁忙期となり、この時期は多くの事務所が採用活動よりも目の前の業務を優先するため、選考が進みにくくなります。

逆に、業務が落ち着く6月から11月にかけての閑散期は、採用担当者もじっくりと選考を行う余裕ができるため、転職活動に最も適した時期と言えます。

特に、8月の税理士試験終了後は、試験を終えた受験生が一斉に動き出すため求人数が増加し、採用市場が最も活発化するタイミングです。

転職活動を有利に活動を進めるために、閑散期に入った直後や試験終了後のタイミングを狙って、早めにエージェントに登録し準備を整えておくことがベストな戦略となります。

まとめ

税理士業界では、自身の市場価値を正確に把握し、最適なタイミングで最適な環境へと身を置くことが、キャリアアップ・年収アップを実現するために不可欠です。

転職エージェントにはそれぞれ得意とする領域や特徴があり、自分の目的(資格取得、年収アップ、専門性追求、ワークライフバランスなど)に合わせて使い分けることが重要です。

ヒュープロのスピード感、マイナビ税理士の安定感、レックスアドバイザーズの専門性、JACリクルートメントのハイクラス求人など、各社の強みを理解し、複数のエージェントを比較検討することで選択肢は広がります。

転職エージェントは無料で利用できるツールであり、活用しない手はありません。

「忙しいから」「まだ自信がないから」と先延ばしにするのではなく、まずは気軽に相談することから始めてみてください。

監修者(専門家監修)

野村税理士事務所代表 野村真一

税理士業界20年超、野村税理士事務所代表でfreee認定アドバイザー日本税理士会連合会九州北部税理士会所属。認定経営革新等支援機関の認定事業者として融資支援、補助金の申請支援、経営アドバイスを行う。

税理士試験その他士業を中心とした資格試験取得のための予備校・通信講座選定、勉強方法などのアドバイスを行っている。

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