必要書類が少ないファクタリング業者10選！請求書のみはない？

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に売却することで、資金調達できる手段です。

オンライン上で申し込み手続きができ、すぐに売掛債権の現金化が可能。金融機関からの融資よりも早く資金調達できるため、すぐに現金が必要な事業者に最適です。

しかし、「請求書だけでファクタリングは利用できるの？」「必要書類が少ないファクタリング会社ってどこ？」などの疑問が出てくる人も多いでしょう。

そこで本記事では、請求書のみでファクタリングは利用できるのか、よくある質問について解説します。

なお、書類提出が必要なファクタリングの代替として、最近注目を集めているのが請求書カード払いサービス「支払い.com」です。請求書をクレジットカードで決済できる新しい形の資金繰り方法で、書類提出は原則不要、手数料も一律4%と従来のファクタリング（手数料10-20%）と比べてお得なサービスになっています。

資金繰り方法	支払い.com	ファクタリング会社
手数料	4%	15% – 30%
利用可能額	１万円 〜 上限なし	50万円
申込方法	WEB	来店
審査	原則不要	必要
書類	原則不要	決算書等が必要
カード利用	可能	不可

支払い.comは、より手軽な資金調達の選択肢として近年話題になっており、個人事業主を含む企業間取引で活用されていますので、気になる方は無料で登録してみましょう。

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必要書類が少ないファクタリング業者10選

ここからは、必要書類が少ないファクタリングを10社ご紹介します。

必要書類が少ないファクタリングは、以下の通りです。

必要書類が少ない順に並べると下記の通りです。

ファクタリング	必要書類
QuQuMo	2点
ペイトナーファクタリング	2点
アクティブサポート	2点
メンターキャピタル	2点
トップ・マネジメント	2点
ラボル	3点
FREENANCE（フリーナンス）	3点
買速	3点
MSFJ	4点
日本中小企業金融サポート機構	4点

各ファクタリングの特徴をそれぞれ順に解説します。

QuQuMoの必要書類は請求書と預金通帳のコピーのみ

対象地域	全国対応	入金期間	最短2時間
取引形態	2社間ファクタリング	審査通過率	不明
利用可能額	金額上限なし	審査時間	最短当日
手数料	1%〜	必要書類	売掛債権の請求書・預金通帳

QuQuMoは、売掛債権の請求書と預金通帳のコピーの2点があれば、利用できるファクタリング会社です。

日本全国に対応しており、スマホ・PCがあれば来店不要のオンラインファクタリングで手続きが可能です。申し込みから最短2時間で請求書の現金化ができ、金額上限なしの柔軟な対応を提供しています。

QuQuMoは法人・個人事業主のいずれもファクタリング対象としており、売掛金があるなどの条件を満たしていればいつでも利用できます。

QuQuMoの手数料は1%〜となり、業界トップクラスに低い水準です。契約はクラウドサインを採用しているため、面談不要で事務手数料や収入印紙などのコストも必要ありません。もちろん、初回契約から先述した2つの書類で手続きが可能。

また、QuQuMoは面談不要の最短30分で審査結果が発表されます。審査結果に問題がなければクラウドサインで契約を締結し、約1時間後には売掛債権の金額が振り込まれます。従来のファクタリングサービスよりもスピーディーに手続きができ、書類準備の手間も省けます。

QuQuMoは少ない書類数ですぐに資金調達を進めたい事業者には最適と言えるでしょう。審査通過率は驚異の98%超のため、他社で審査落ちを繰り返しており、審査が甘いファクタリングをお探しの方にピッタリです。

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ラボルは請求書・本人確認書類・取引を示すエビデンスが必要

対象地域	全国	入金期間	最短即日
取引形態	2社間ファクタリング契約	審査通過率	未公開
利用可能額	1万円〜	審査時間	最短即日
手数料	10%	必要書類	本人確認書類・請求書・取引を示すエビデンス（取引先とのメール等）

ラボルは、フリーランスや個人事業主などの小規模事業者向けファクタリング会社です。

本人確認書類・請求書・取引を示すエビデンスの3つの必要書類でファクタリングを利用でき、申し込みから最短60分で資金調達を実現します。利用時は決算書・入出金明細・契約書などは一切不要で、Web上で簡単に完結します。

ラボルは個人事業主・小規模事業者であれば、独立直後や売掛先が新規取引先でも問題なく利用できます。

また、ラボルのファクタリングは、業種・職種問わず対応しています。取引形態は2社間ファクタリングとなるため、サービスを利用していることが売掛先にバレる心配もありません。

利用可能額は1万円〜となるため、少額から利用できます。必要な手数料は一律買取額の10%のみで、振り込み手数料などは不要。複雑な手続きや必要書類を減らしてサービスを利用したい場合は、ぜひチェックしてみてください。

＼ 24時間365日対応！土日祝も入金可能 ／

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ペイトナーファクタリングは請求書と本人確認書類のみ

対象地域	全国対応	入金期間	最短10分
取引形態	2社間ファクタリング	審査通過率	未公開
利用可能額	1万円〜	審査時間	最短当日
手数料	10%	必要書類	請求書・本人確認書類

ペイトナーファクタリングは、フリーランス・個人事業主向けのファクタリング会社です。

ファクタリングを利用する際は、請求書と本人確認書類の2つを用意するだけで利用できます。前述した書類以外の事業計画書などは用意する必要なく、開業してすぐのフリーランスや個人事業主に最適です。

また、ペイトナーファクタリングは申し込みから、最短10分で審査結果がメールで届き入金が行われます。ペイトナーファクタリングは審査と入金を同時並行で進めるため、他サービス以上のスピード感でファクタリングを利用可能です。

ペイトナーファクタリングを利用する際は、初期費用や月額費用は不要です。契約時に発生する利用料10%を支払うだけで使い続けられます。サービスへ会員登録した当日から使い続けることができ、すぐにでも請求書の現金化が可能です。

さらに、ペイトナーファクタリングは専用講座の開設、メールや電話での連絡も不要です。必要書類や利用審査は全てAIが対応し、登録した銀行口座に売掛債権の金額が振り込まれます。そのため、ペイトナーファクタリングはできるだけコストを抑えたい事業にもおすすめです。

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FREENANCE（フリーナンス）は初回利用時のみ必要書類が3点

対象地域	全国対応	入金期間	最短30分
取引形態	2社間ファクタリング	審査通過率	未公開
利用可能額	1万円〜	審査時間	最短当日
手数料	3%〜10%	必要書類	請求書・本人確認書類・エビデンス（住所確認・事業通帳・請求書の送付確認など）

FREENANCEは、個人事業主・フリーランスに特化したファクタリング会社です。

必要書類は請求書と本人確認書類と取引が分かるエビデンスの3つで、状況に合わせて選択が可能です。FREENANCEの初回利用時は複数の書類提出が求められますが、2回目以降は最低限の書類だけで手続きを進められます。

FREENANCEの即日払いは、与信スコアアップ制度を採用しています。

与信スコアはFREENANCEを利用する度にアップし、最低3%まで契約手数料を引き下げられます。登録当初は10%の手数料がかかるものの、使い続けることでコストを抑えられるのは大きな特徴です。

また、FREENANCEは3つの契約プランを用意しています。毎月無料で利用できるフリープランや月額590円のレギュラー、1,200円のプレミアムなどが存在します。無料プランでもファクタリングサービスは十分利用できますが、有料プランへ加入すれば最初から手数料を抑えて契約が可能です。

無料プランでも最高5,000万円までの事故補償やフリーランス口座の開設など、自由にサービスを利用できます。

さらに、エビデンス書類の提出数によって与信スコアは上昇するため、書類内容によってはすぐに手数料を抑えることも可能です。与信スコアがアップすれば売掛債権の申込上限も上昇するため、使えば使うほどお得です。FREENANCEでは各種サービスとシームレスに連携できるため、フリーランス・個人事業主に特化したファクタリング会社と言えるでしょう。

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アクティブサポートは請求書と預金通帳のコピーのみで審査可能

対象地域	全国	入金期間	最短即日
取引形態	2社間・3社間	審査通過率	90%以上
利用可能額	300万円	審査時間	最短30分
手数料	2%~14.8%	必要書類	通帳のコピー・請求書

アクティブサポートは、中小企業や個人事業主を中心にサービスを提供するファクタリング会社です。

アクティブサポートは上記で紹介した資金調達サービスのQuQuMoを運営している会社でもあります。QuQuMoの運営ノウハウを活かして、運営会社のアクティブサポート自体もファクタリングサービスを提供しています。

アクティブサポートは日本全国に対応しており、2社間・3社間ファクタリングの両方の取引形態を利用可能です。審査時は通帳のコピー・請求書の2つだけで手続きできます。審査自体も最短30分で完了し、当日中に入金してもらえます。

より金額の少ない契約や、じっくりと担当者と相談しながら資金調達したい場合は、QuQuMoよりアクティブサポートがおすすめでしょう。

また、アクティブサポートのファクタリング手数料は、2%〜となるためコストを抑えた資金調達が可能です。最大でも300万円までの買取を実施しているため、小規模ファクタリング会社を利用したい場合は最適と言えるでしょう。

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メンターキャピタルは提出書類が2点で最も敷居が低い

対象地域	全国	入金期間	最短即日
取引形態	2社間ファクタリング 3社間ファクタリング	審査通過率	92%
利用可能額	下限なし〜1億円	審査時間	最短当日
手数料	2%〜 （2社間・3社間で手数料に変動なし）	必要書類	・本査定申込書 ・売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー

メンターキャピタルは、個人事業主・法人に関わらずサービスを提供しているファクタリング会社です。

メンターキャピタルのファクタリング審査時は、本査定申込書と売掛先からの入金が確認できる通帳のコピーの2つだけで完了します。身分証などの他の書類を用意する必要なく、複雑な手続きを省いて資金調達を進められます。

メンターキャピタルは北海道から沖縄のファクタリングまで、全国47都道府県に対応しています。

特に東京のファクタリング実績が豊富で、年間200件以上の資金調達をサポートしています。事業が赤字決算・債務超過でも利用でき、売掛金さえあれば急に現金が必要な場合でもすぐに必要資金を用意できます。

また、メンターキャピタルは創業1年未満の事業者からも申し込みを受け付けています。個人事業主・フリーランスに関わらず、法人同様のファクタリングサービスを提供している点が大きな強みと言えるでしょう。

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日本中小企業金融サポート機構の必要書類は全部で4点

対象地域	全国	入金期間	最短当日
取引形態	2社間ファクタリング 3社間ファクタリング	審査通過率	95%以上
利用可能額	下限・上限なし	審査時間	最短30分
手数料	1.5%〜10%	必要書類	・通帳のコピー（表紙付き、3か月分） ・売掛金に関する資料（請求書・契約書など） ・代表者様の身分証明書（運転免許証・マイナンバーカードなど）

日本中小企業金融サポート機構は、資金面で問題を抱えている個人事業主・零細企業を中心にサポートしているファクタリング会社です。

日本中小企業金融サポート機構は2020年に「関東財務局長及び関東経済産業局長認定の経営革新等支援機関」として認定されているため、経営・資金繰りに悩みを抱えている事業者を全面的にサポートします。

認定制度は、税務、金融及び企業財務に関する専門的知識や支援に係る実務経験が一定レベル以上の個人、法人、中小企業支援機関等を、経営革新等支援機関として認定することにより、 中小企業に対して専門性の高い支援を行うための体制を整備するものです。

引用：経営革新等支援機関について （METI/経済産業省関東経済産業局）

また、日本中小企業金融サポート機構には、資金調達に関する専門的な知識を持ったスタッフに、弁護士や税理士が在籍しています。あらゆる方面から事業の資金繰りを手助けするため、安定した経営につなげます。

日本中小企業金融サポート機構でファクタリングを利用する際は、申込書・通帳のコピー・売掛金の発生がわかるもの※・代表者の身分証明書の4つが必要です。

※ 請求書・契約書など

事業運営を進める上では欠かせない書類だけとなるため、別途取得が必要な書類はありません。

資金繰りの専門家からサポートを受けながら、ファクタリングを利用したい事業者に最適と言えるでしょう。

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MSFJは請求書と通帳のコピーなど全部で4点必要

対象地域	全国対応	入金期間	最短当日
取引形態	2社間ファクタリング 3社間ファクタリング	審査通過率	未公開
利用可能額	10万〜5,000万円	審査時間	最短当日
手数料	1.8%〜	必要書類	本人確認書類・通帳コピー・請求書・発注書等の成因資料

MSFJは、個人事業主・フリーランス・法人など、各種事業者向けのサービスを提供しているファクタリング会社です。

請求書や通帳のコピーなど4つの書類があればファクタリングを利用できます。契約手続きを進める上では必ず必要な書類だけが提出範囲となるため、ファクタリング利用のためだけに新たに役場で取得する必要はありません。既存の書類だけで契約手続きを進められる点は、MSFJの大きなメリットです。

MSFJは法人だけではなく、個人事業主やフリーランス向けのファクタリングサービスを提供している点が特徴です。事業者の業態や種類に合わせてサービスを選択でき、最適な内容で買取を行います。

ファクタリングサービスも運営形態だけではなく、乗り換え専用ファクタリングなども用意されています。他のファクタリング会社を利用中でも、MSFJに乗り換えればよりコストを抑えて契約できる可能性があります。

また、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの両方に対応しており、売掛先や手数料の希望に合わせて選択が可能です。最低10万円から資金調達でき、1.8%〜の手数料で利用できます。

MSFJは必要書類さえ用意しておけば、売掛債権をすぐに現金化できます。できるだけ早く資金調達したい場合にも、最適なサービスと言えるでしょう。

買速は請求書と通帳のコピー、申込者の身分証が必須

対象地域	全国	入金期間	最短即日
取引形態	2社間・3社間	審査通過率	92%以上
利用可能額	10万円~無制限	審査時間	最短30分
手数料	2%~	必要書類	・請求書 ・通帳コピー ・身分証

買速は、個人事業主と法人向け2種類のサービスを提供しているファクタリング会社です。

個人事業主に特化したファクタリングは、買取金額が10万〜1億円となりこれまでに5,000件以上の実績があります。オンラインに対応しており、申し込みから最短30分で振込が可能です。即時審査・即時振込だけではなく、業界最高水準の高価買取を実現します。

また、法人向けファクタリングでも、2%〜10%の買取手数料で最短30分で資金調達が可能です。個人向け・法人向けに関わらず、審査に必要な書類は請求書・通帳コピー・身分証の3つです。申し込み手続きは電話・オンラインから進められるため、どこからでも資金調達が可能です。

さらに、買速は独自の柔軟な審査方式を採用しているため、赤字決算・税金滞納でも利用できます。他社で断られてしまった売掛債権でも、買速なら買取できる可能性が非常に高いです。

買速は創業10年以上の安心・信頼の実績があり、利用者の状況に合わせて最適なプランを提供します。もちろん、償還請求のないファクタリング契約となるため、安心して利用できるでしょう。

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トップ・マネジメントは請求書と通帳のコピーで完結

対象地域	全国	入金期間	最短当日
取引形態	2社間ファクタリング 3社間ファクタリング ゼロファク ペイブリッジ	審査通過率	90%以上
利用可能額	30万～3億円	審査時間	最短30分
手数料	2社間：3.5～12.5％ 3社間：3.5～12.5％ ゼロファク：0.5～12.5％ ペイブリッジ：0.5～12.5％	必要書類	・売掛金証明書（請求書・契約書など） ・通帳のコピー

トップ・マネジメントは、個人事業主やフリーランス・中小企業など、幅広い事業者を対象にサービスを提供しているファクタリング会社です。

トップ・マネジメントでは、さまざまなファクタリング契約を提供していますが、どのサービスも売掛金証明書（請求書・契約書など）と通帳のコピーがあれば利用可能です。

また、トップ・マネジメントは2社間・3社間ファクタリング以外にも、ゼロファクやペイブリッジなどさまざまな独自サービスを提供しています。例えば、ゼロファクは助成金とファクタリングを活用したサービスで、対象者はファクタリング手数料が最大10%優遇されます。

ペイブリッジでは広告業界・IT業界に特化したファクタリングサービスを提供しており、対象業界であれば非常に素早いスピードで手続きを進めることが可能です。

トップ・マネジメントでは、ゼロファクやペイブリッジ以外にも関連サービスを提供しているため、利用者の状況や業態に合わせて選択できます。利用するファクタリングサービスによっては手数料が0.5%まで下がるため、コストを最小限に抑えて手続きできるでしょう。

請求書のみでファクタリングの契約をするのは難しい

一般的に請求書のみでファクタリング契約は難しいとされています。

ファクタリングを利用する際は、必ずファクタリング会社から利用者と売掛先の調査が行われます。請求書のみでは売掛先の与信調査に必要な情報が集まらないため、基本的に他の書類も必要となってきます。

複数の書類提出は与信調査の精度をアップさせるためには必要不可欠となるため、請求書以外に、通帳コピーも準備しておきましょう。必要書類が1番少ないファクタリングは必要書類が下記の2点のみで契約可能です。

また、初回利用にも関わらず請求書のみで資金調達できるファクタリング会社は、正確な審査を実施していない可能性が高いです。金銭のやり取りは必ず信頼できる会社を利用しましょう。

初回利用時にこれら書類が不要な場合、相場よりも手数料が高かったり償還請求が発生したりする可能性が高いです。以上のことから、一般的に請求書のみファクタリングは利用できないため、審査に必要な書類は事前に準備しておきましょう。

ファクタリングの請求書偽造や二重譲渡は法律違反

ファクタリングの契約を進める際は、どのような会社に依頼する場合でも必ず請求書が必要です。ファクタリング契約時の契約書偽造や二重譲渡は法律違反となるため、行わないようにしましょう。

万が一、ファクタリング利用時に請求書を偽造した場合は詐欺罪が成立します。

例えば、架空の売掛先や金額・契約に関する請求書を発行し、資金調達に利用するとファクタリング会社を騙したことになります。基本的に詐欺罪は10年以下の懲役刑となり、罰金刑はありません。

また、ファクタリングサービスを利用する際、二重譲渡を行わないように注意が必要です。請求書の二重譲渡とは、一つのファクタリング会社に売掛債権に買取を依頼した後、別の会社に同様の債権買取を依頼することを指します。

2社間ファクタリングを利用して資金調達を実施した場合、売掛先に連絡することはないため、二重譲渡が事前に発覚するケースは少ないです。売掛債権の支払い期日になった後、二重譲渡が発覚した場合は請求書偽造と同様の詐欺罪に当たります。

もちろん、二重譲渡で得た資金は非免責債権となるため、自己破産しても支払い義務が発生します。ファクタリング会社が破産したとしても、売掛金分の支払い義務があります。

ファクタリング契約を利用する際は、請求書偽造や二重譲渡など、法律違反に当たる行為は行わないようにしましょう。

請求書のみファクタリングに関するよくある質問